スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

Posted by スポンサードリンク | - -

ミーティング日和

 

先週末の4月21~22日、春真っ盛りの鹿児島へバイクで出かけてきました。

21(土)〜22にかけて鹿児島市南部の喜入にて『サウスヘブンチョッパーミーティング』が開催され、22日日曜日には『オールドカーフェスタ指宿開聞』が開催。種子島に来て以来初となるバイク&車のイベントに参加してきました。

いつも通りフェリー(はいびすかす)にて鹿児島へ出航。

汗ばむほどの陽気で波も穏やか、絶好の船旅日和。こんな日は船内よりも甲板で広い海と空を眺めながら、のんびり快適に過ごします。本土最南端の佐多岬。昨秋訪れた展望台もすぐ目の前。

海から眺める開聞岳、これがまた格別に美しいのです。

予定通り3時過ぎに鹿児島の七つ島港へ到着。港からバイクミーティング会場まではすぐ近くで20分程。

『チョッパーミーティング』なので、参加車の殆どがハーレー。ビンテージから新しいのまで沢山のハーレーが集まっていました。

会場でキャンプをする参加者が多いみたいで、皆さん各自のテントでまったりされてました。

いろいろバイクを見て歩き、1時間程滞在後、宿へ向けて出発。

今日のお宿も今回で3回目となる『ライダースイン指宿』

リーズナブルでベッドの寝心地も快適。宿のマスターも良くしてくれるので、ツーリング時の定宿となりつつある。

この晩も早速マスターと二人で近所のお勧めの居酒屋へ繰り出し、地元の美味いもの&美味い酒を存分に楽しませて頂きました。

翌日は開聞岳の麓で開催された『オールドカーフェスタ指宿開聞』を見に行きました。この日も天気快晴、絶好のツーリング日和で、宿から会場までの道のりは最高の気分。

10時からの開催でしたが、9時過ぎには現地に到着。続々と参加車両が会場入り。

車のイベントというと、通常はだだっ広い駐車場などでの開催が多いのですが、こちらの『オールドカーフェスタ指宿開聞』は、開聞岳の麓の緑豊かな公園での開催で、そこにいるだけでも本当に気持ちが良い。指宿市を挙げてのイベント開催なので、規模も大きく出店やステージなどでのショーなどもあり、県内外から沢山の参加者が来られるようです。

こんな風に芝生の上で展示されると、車も嬉しそうですよね。

緑が似合うバモス。いいな〜欲しい・・・

ピッカピカのドカ連。

開催時刻の10時を過ぎると、人も車もどんどん集まり出し。会場駐車場までの道路が大渋滞。これは長居は無用と10時半には会場を後にする。

この絶好のツーリング日和を無駄にしないように、枕崎方面にバイクを走らせ、坊津〜野間岬へ。

昼食は野間池漁港前にて、これまた宿のマスターお勧めの『磯』さんにて刺身定食を頂く。

刺身もあら炊きも絶品!!

やっぱりツーリングは最高です。

Posted by yukiorakuen | comments(0) trackbacks(0)

そろそろ冬支度?

 

短い秋がそろそろ終わりを告げそうな気配の種子島。

低気圧が通過し、北西の風と共に今季一番の寒気が日本列島を覆い、11月中旬でも北日本では大雪の模様。

冬到来の気配が感じられる種子島。『寒いね〜』とは言っても今朝の最低気温は12℃。本土に比べれば日差しも明るく風さえ無ければ暖かい。

長らくお世話になった扇風機とも今日でお別れ。変わってファンヒーターのお出まし。

午前中は家の用事をゴソゴソ。午後からは例の如く走りに出かける。

低気圧通過後、湿度の低い北西の季節風のお陰で空気が澄み、視界がすこぶる良い。こんな日は大隅半島も良く見えるだろうと、島の最北端『喜志鹿崎』を目指す。

この空の青さに夏の終わりを感じる。ってもう既に11月ですけどね。夏場は猛烈に湿度が高いので、晴れていても空はボヤ〜っと白けて視界は非常に悪く、12キロ沖の馬毛島さえ見えないことが多いのです。

ですが今日は予想通り視界抜群。海の向こうの大隅半島がくっきり手に取るように見えました。

2週間前に訪れた佐多岬もくっきり。岬の先の方は水平線に隠れて島の様に見えますが、じっさいには陸続き。

佐多岬は普段から天気が良ければ見えますが、今日は内之浦の宇宙センターもはっきり見えました。

大隅半島の向こう側に、開聞岳も頭を覗かせています。

今日ぐらいの空気の透明度が無いと見えない宮崎県の都井岬も肉眼でくっきり。

『この間あの辺を走ったな〜』などと思いにふけりながら、しばし風景を堪能。海を挟んで直線距離では近くとも、感覚的には非常に遠いという不思議な感じ。

バイクを止めて日向にいるとポカポカと暖かいが、走り出すとちょいと寒い。今日の最高気温は14℃。この程度で寒いと言ってたら本土のライダーには笑われるな。

最北端から島の東岸をのんびりクルーズ。島に来て最初に住んだ家の前を通過。この辺りに来るといつも島に来た頃を思い出す。懐かしくて、思わずバイクを止めて記念撮影。

今はおそらく誰も住んでいないはず?沢山の思い出のある、我が家にとっては懐かしい場所です。

Posted by yukiorakuen | comments(0) trackbacks(0)

大隅半島ツーリングPt.

 

疲れていても、前夜遅くまで飲んでいても、決まった時刻に目が覚める。悲しきおっさんのさが。

てなことで目覚ましもかけてないのに6時に起床。外を覗いて見てみると、幸いな事に前日からの雨は上がり晴れ間も見える。

出発時点で宿以外のルートは決めていなかったのだが、今回は大隅半島を巡ってみる事に決定。

指宿からバイクで15分程の山川港から、大隅半島南部の根占港まで南九フェリーが運航しているので、その船便を利用し薩摩半島から大隅半島へ。

前夜に宿のオーナーから『南九フェリーは車優先なので、バイクは早くいかないと積み残されるよ』と聞かされていたので、8時の出港時間より1時間早く、7時に到着するように6時半頃には宿を出た。

天気は良くなったが、前日までとは空気が入れ替わり、風が冷たく肌寒い。予定通り7時には山川港到着。当然一番乗りと思いきや、もうすでに先客が。

TCとエボのFLとフォーティーエイトの3台。この後続々とバイクが到着し最終的には10台以上に。極小サイズのフェリーはバイク&車を満載して定刻8時に山川出港。

港を出ると北西風が強く、錦江湾を横切る船に白波立った横波が打ち寄せ、小さな船は大揺れに揺れました。

喫水線と車両甲板が近い為、船が大きく揺れる度に甲板を海水が流れ、ちょいと不安。ほんとハーレー多いね。

船足は遅くドンブラドンブラという調子で進むので、距離は短くとも50分の船旅。根占港は短い防波堤で仕切られた小さな港でした。

根占港から本土最南端、佐多岬を目指し佐多岬西岸の国道を南下。やはり昨日に比べると大分寒い。対岸に見える穏やかな薩摩半島と比較すると、海際まで山が迫る大隅半島は、険しく荒々しい感じがする。国道沿いとはいえ殆ど人家も無く、南へ下がれば下がるほど人煙まれとなり寂し〜くなる。

昨日のエンストがあったので、もしこんな人里離れた場所でトラブったらと不安になりながらも1時間程で無事佐多岬到着。

車両の乗り入れができるのはこちらの駐車場までで、ここから先は徒歩で岬の先端付近まで行けるのですが、現在施設改良工事中の為この先は立ち入り不可。

展望台から見る灯台の向こうには、我が家のある種子島が横たわっているのが薄っすらと見えます。いつも高速船やフェリーなど海上からは見慣れた佐多岬ですが、陸から眺めるとまた違った雰囲気で、こんな場所だったのかと感無量。

佐多岬周辺まで南下すると、周囲の山や道路脇の植物の樹相が変わり、種子島と同じように亜熱帯性の植物が多くみられました。

佐多岬周辺でもう1か所気になっていたのが、いつも洋上から見える釈迦涅槃像。船の上から『あれはいったいなんなのか?』といつも気になっていた建造物がありました。それがここ。

どうやら宗教施設らしい。面白そうなので行ってみた。国道から荒れた脇道に入って4キロほど。当然周囲に民家は無く、山深いクネクネアップダウンの酷道をしばらく行くと。突然馬鹿でかい門の前に出た。

なんだか良く判らない様式の大門だが、特に機能している様子は無い。無人で特に進入禁止とも書いていないので、横を通り過ぎ先へ進むと、大きな駐車場にたどり着いた。そしてその先には、いつも海から見える巨大な涅槃像が、コンクリート建造物の上に横たわっている。

広大な施設と駐車場だが、自分以外には人気が無い。しかしここから見る対岸の開聞岳は美しかった。

結局宗教施設という以外何だか良く判らないが、それ以上深入りしたくも無いので早々に退散。往きに来た道を根占まで引き返す頃には昼も近くなり、少し早めの昼食。刺身定食1100円。

店構えも綺麗だし、お客さんも入っていたのでと期待した割には・・・ちょっとショボい。

昼食後、これまで走った海沿いのR269からR448へルートを変更、大隅半島南部を横断し東海岸へ。このR448へ入って以降、バイクどころか車とも殆ど出会わず。道路も整備されて非常に走りやすいのに、この交通量の少なさにはかなり驚かされた。

午後からは風も弱まり、雲一つない快晴。牧歌的な風景の中一人淡々と走ります。そしてトンネルを抜けるとバ〜ンと海に出た。

いつも海は見慣れているが、それでもこうやって突然海が出てくると、やはり胸が高鳴るものです。この解放感はツーリングの醍醐味ですね。

手つかずの自然が残る大隅半島。非常に美しい岸良の海岸。

とにかく車が少なく、殆ど誰ともすれ違わない。種子島で田舎慣れはしているつもりだが、この辺りの僻地具合はかなりのもの。

肝付町の内之浦宇宙観測所。

種子島宇宙センターと並ぶもう一つのロケット基地。こちらは小型ロケットの打ち上げが専門。有名な『はやぶさ』もここ内之浦から発射されました。先を急ぐので見学はパス。

内之浦町からは国見トンネルを抜け、大隅半島内陸部へ。トンネルを抜けると急に交通量が増え、山を一つ越えるだけだがその差に驚く。広い台地上の大隅最大の市街地、鹿屋を抜けて西海岸の垂水へ。鹿屋から垂水までの国道は交通量と信号も多く、走っていてもあまり楽しくない。

垂水港到着が3時半。垂水から対岸の鹿児島市街地の鴨池港までは頻繁にフェリーがピストン運航していて、殆ど待ち時間無しの到着10分後にフェリーは出港。

雄大な桜島を横切るように船は錦江湾を進みます。所要時間は30分。

噴煙を上げる桜島。生活しているこんなに身近に火山があるというのは、他所では見られない鹿児島ならでは風景。灰が降ったりと迷惑な事も多いようですが、鹿児島の人達にとっては単なる山以上の存在な桜島。正に鹿児島のこころ。

垂水フェリー名物のうどんを食す。冷えた身体に肉うどん。美しい景色を見ながら最高です。

夕日に照らされる鹿児島市街。やっぱり船は良いものですね。

フェリーが到着する鴨池港は、周辺にショッピングモールなどがあり、連休中日の夕方とあって、いきなり渋滞に巻き込まれる。都市部でバイクを運転しなくなってはや10年近く。疲れたのなんの、もうハーレーでは都市部に近づきたくない。

昨日と同じ海沿い南下ルートにて指宿へ。今日は打って変わって美しい錦江湾。昨日のエンスト場所を横目に見ながら苦笑い。今日は当然エンストする事も無くスイスイと指宿には6時に到着。今日のお宿も昨日と同じく『ライダースイン指宿』。早朝から走り回った疲れを癒しに温泉直行。昨日は砂蒸し温泉、本日は市営の元湯へ。

公共の温泉はやっぱり良いね。こじんまりとした温泉で地元の人の利用が多い様ですが、雰囲気や泉質は最高。奥が熱めで手前がぬるめ。

温泉でさっぱりした後は、やっぱりビールと美味いもの。昨日は断られた人気の居酒屋さん。今日はなんとかカウンターへ割り込めました。

この刺身の船盛が500円はヤバい!お店が人気なのが頷ける。美味い酒に美味い肴で満腹、満足。後はお宿へ帰ってばたんきゅ〜にて2日目終了。

Posted by yukiorakuen | comments(0) trackbacks(0)

大隅半島ツーリング Pt.1

 

先週末の11月3〜5日。思いがけず3連休が取れたので、先月に引き続き島外ツーリングに出掛けました。 

10月はツーリングから戻って以降雨が続いて、しかも台風21号22号と連続で種子島に襲来。週末は全くバイクにも乗れずさっぱり・・・ということもあり、この良い季節を逃してはと、財布には厳しいけれど思い立って突然の出立となりました。

前回のツーリングは走ることに主眼を置きすぎ、宿と食事そして温泉に恵まれず、内容的に少し不満の残る旅となってしまったので、今回はもう少し走り以外にも楽しもうと、目的地は近場を選択。

今年の初めにカブで訪れた指宿を拠点に、大隅半島をぐるっと走ってみる事にしました。お宿も前回と同じく指宿にあるゲストハウス『ライダースイン指宿』さんに2泊ともお世話になる事に。

天気予報は初日は曇り、後の二日は晴れ。しかし当日起きてみると小雨模様。起きた早々テンションがた落ちですが、昼からは曇りの予報なので鹿児島では雨が降らないことを祈りつつ出発準備。

10時過ぎに家を出る頃には雨も上がり、雨具を着る事も無く港に到着。いつもお世話になっている『フェリーはいびすかす』に乗船手続き。2輪は予約不可なので毎回乗船できるのかと少し不安を感じる。

3連休初日とあって思いのほか乗船客が多い。貨物船改造の『はいびすかす』はバイク駐車スペースが少ない。本日のバイク乗船は3台。他にバカでかいタンデムの自転車がいて、そいつが無駄に駐輪スペースを占拠し、おかげで最後の乗船となった我がFXRは屋根からはみ出て青天井。雨が降ったら雨ざらし。『片道1万円近く払ってこの待遇かい』とムッ!とする。

11時の出港時は空も幾分明るくなり、この分なら天気は大丈夫かなと楽観的になったのも束の間、錦江湾に入った頃からまたパラパラと雨が降り出し、フェリーが鹿児島に到着する頃には、天気予報も祈りも虚しくしっかり本降りとなる。

覚悟を決めて早めに車両甲板へ降り、雨に濡れた愛車を横目に雨具を装着。電気周りの防水がしっかりしていないFXRで雨中を走るのはかなり不安なのだが、ここまで来たからには走り出すしかない。

午後3時10分、フェリーを下船。目的地の指宿までは約40キロ。順調にいけば1時間ちょいで到着するはず。納車以来雨に濡らした事などなかった愛車も、あっという間にずぶ濡れ。晴れていれば美しいはずの錦江湾の眺めも雨に煙って何も見えず、シールドを付けてこなかったので顔面にバチバチと雨粒が当たり、あっという間にブーツに水がしみ込んで、走り出した早々惨めな気分に。

そして港を出発して約30分、突然ショベルエンジンが不調に陥りプスプスとエンスト。左はすぐ海で路肩無し建物無し。『このタイミングで止まるか!』と頭が真っ白に。幸いすぐにエンジンはかかったが、数百M走るとまたエンジンが吹かなくなり再エンスト。交通量の多い国道なので、とりあえずバイクを押して歩道に上げるが、周囲に雨をしのげる建物も無くしばし途方に暮れる。再度エンジン始動すると今回もすんなりかかったので、とにかく雨のしのげる場所まで辿り着こうと走り出す。吹かないエンジンで騙し騙し走りだすと、少し先に農協の倉庫を発見。これぞ神の助けと軒先に滑り込んだ。

とにかくずぶ濡れの雨具を脱ぎ、缶コーヒーでホッと一息ついて冷静さを取り戻し、トラブルの原因探し。先入観というか思い込みとは怖いもので、古いバイク+雨=電気系トラブルと勝手に思い込んで、配線やコネクターをチェックしたり乾かしたり、結局この場所には1時間半ほど滞在。しかし最終的にエンスト原因は自分の計算違いによるガス欠・・・だったとさ(恥)家を出る時にちゃんと前回給油時の距離はチェックしてたんですけどね。

予備タンクに切り替えると何事もなかったように復調し、また元気よく走り出した時の喜びといったら!つまらぬ凡ミスで大分時間をロスし、軒先を出る頃には周囲は薄暗くなりましたが、気を取り直して先を急ぎ、6時半にライダースイン指宿到着。

雨で身体は冷えるし、ガス欠ショックで精神的にも疲れたので、とりあえず荷物を置いて温泉へ。疲れた心と体に砂蒸し温泉。

夜の砂蒸し温泉は人も少なく静かでなかなか良いものでした。温泉でリラックスした後は、美味い食い物を。しかし宿周辺の居酒屋は連休初日とあってどこも満席。一度宿に戻ってオーナーお勧めの安くて美味い居酒屋を教えてもらい、雨の中を傘をさして徒歩約20分。JR指宿駅近くの居酒屋ポン太さんへ。

昭和な感じで自分好みの良い雰囲気。知らない土地で初めてのお店のカウンターに一人で座り、美味い料理とお酒を頂く。旅情を感じる最高の瞬間ですな。

うっすらと表面を焼いた鳥刺しはフワトロで絶品!串焼きも揚げ物も美味しかった〜。ビールと焼酎お湯割りで今日の疲れも癒され、お会計の値段を聞いて大満足。

ほろ酔い気分でプラプラ歩いていると、往きは遠く感じたのにあっという間に宿に到着。

その後、宿のオーナーに誘われて再度飲みに出かけ、12時過ぎに宿に戻りバタンキュ〜でした。

 

 

 

Posted by yukiorakuen | comments(4) trackbacks(0)

秋の長雨

 

秋晴れのツーリングから種子島に戻って約二週間、帰島翌日から今日まで太陽は一度も姿を見せず梅雨も顔負けの長雨続き。締めくくりは台風21号で、通過後の明日からやっと天気予報は晴れマーク。

超大型の台風21号。中心は種子島から遠く離れた東海上にあるのだが、強風域の規模が大きく、その影響で昨晩辺りから雨風共に強くなり荒れた天気模様となっている。

せっかくの週末もこの天気ではバイクも乗れず、家でのんびりNetfllixでも見ているしかない。

 

秋の夜長にはバイクをいじりましょう。最近は夜の気温もぐっと涼しくなり、光に集まる虫も少なくなったので、バイクいじりには最適な季節となりました。

ということで、以前クラッチOHの際に気になっていた、クラッチハブ周辺の交換作業を行いました。

ついでにこちらも摩耗と歪みの酷いプレッシャープレートも交換。

ディスクとの接触面は摩耗がひどく、面も歪んで要交換。

クラッチハブを脱着するには、コンペンセーターナットとクラッチハブセンターナットを外さなければならない。

左側のでかいナットがコンペンセーターナット。コンペンセーターとは機械式のトーションダンパーでクランクシャフトの回転をプライマリーチェーンに伝える際のショックを和らげている。

コンペンセーターナットを緩めるには、ナットの共周りをチェーンとスプロケットに噛ませて止めるロックツールと、クラッチハブとハウジングの共周りを止める為のロックプレートが必要。

ハーレーをいじるには、いろいろと特殊なツールが必要で、部品代以上に特殊工具代の初期投資がかさむのが痛いところ。他に使用用途の無い割に値段が張るモノが多いので、時間に余裕があって参考になるものがあれば自作したいところだが、結局こういった特殊ツールの値段って時間&手間暇短縮代金ですね。

プレートをセットするとこんな感じ。これでセンターハブとアウターシェルがロックされるので、チェーンロックと併用でセンターナットが緩めることが出来る。ちなみにクラッチハブセンターナットは逆ねじで、両ナット共にインパクト等の使用はNGらしい。

コンペンセーターナットは滅茶苦茶固く締まっていた。規定締め付けトルクが80〜100ft.lbsなので凡そ120N.mくらいだが、とてもその程度の固さではなかった。クラッチハブはセンターナットを外してもシャフトにテーパーで勘合されているため外れないので、プーラーを利用しとり外す。

外したクラッチハブ左と、新品ハブ。旧ハブはローラーベアリングの奥でハウジングと接するシュー部分も全てリベットから外れてボロボロ。

旧ハブのスタッドは段付き摩耗が進んでガタガタの酷い状態。ここをクラッチディスクがスムースにスライドしないと当然クラッチの切れは悪くなる。このハブもダメダメですね。

新品ハブを組み付け、取り外しと逆の順序で組付け。トルクレンチを使用しコンペンセーターナット、クラッチハブセンターナットを締め付ける。ちなみにクラッチハブセンターナットの締め付けトルクは50〜60ft.lbs、約70〜80N.m

早速、試乗、試運転と繰り出したいところだが、連日の雨で表に出る事さへかなわず・・・もう雨にはうんざりです。

はやく走りに出かけたいな〜。

 

Posted by yukiorakuen | comments(0) trackbacks(0)

FXRで秋のツーリング

 

体育の日の3連休を利用してFXRでは初の長距離ツーリングに出掛けてきました。

納車から約半年、ようやく少し慣れてきた気もしますが、島内では遠くまで走っても100km程度。特に大きなトラブルもなく調子は良い感じ。エンジン、電装関係共に今すぐ修理、交換が必要な個所は特に見当たらない。とはいえ35年前のショベルヘッド、これまでの履歴も、修理、修復箇所も細部までは判らないので泊りでの長距離ツーリングへ出かけるには、それなりの覚悟は必要。

ミッションのメインシャフトからのオイル漏れはあるが、さして酷いものではないのでまめにミッションオイル量の確認を怠らなければとりあえず走るのには問題ない。

予期せぬワイヤー切れやら、電装系特にレギュレーター関係のパンクなど心配しだせばきりがないので、事前のチェックだけはしっかりして、後は腹を決めて出発するのみ。ある程度のトラブルには対処できるように、最低限の工具は持参する。

連休3日間の天気予報は晴れ、無事にノントラブルで帰って来れるよう祈りつつ、いつもの様に11時出港のフェリー『はいびすかす』に乗り込むべく港へ出発。

鹿児島までは3時間半の船旅。前回、前々回共に往きの船は雨模様で、景色を楽しむこともなく退屈な船旅でしたが、今回は海も空も真っ青な快晴。大隅半島佐多岬、開聞岳も綺麗に見えて清々しく風景を堪能し退屈することなく快適な船旅でした。

鹿児島到着は午後3時。もう少し出港時間が早ければ1日目の時間を無駄にする事無く有効に使えるのだけれど。

初日の宿は熊本県八代市。高速で距離を稼ごうかと思ったのだが、やはり高速道路は単調な景色と単車の振動で何の面白みも無く20分程でギブアップ。美山ICで下道に降りてR3を北上。これまた面白くない地方幹線道路。阿久根辺りで海沿いに出てようやく気持ち良く走れるようになってきた。秋は日の入りが早く途中の水俣辺りで日が暮れた。8時半に八代到着。宿もこれまた国道沿いにある何の面白味もないビジネスホテル。朝食付きで3900円なので文句は無いですが、早々に寝て早朝に起きて朝食を済ませて出発。

宇土半島先端の三角から天草五橋を渡って天草へ。連休二日目の朝は反対車線の熊本行きの車が混雑。逆の天草方面行は空いている。朝日に照らされた穏やかな有明海が美しい。

三角〜大矢野島〜上天草〜下天草とのんびり快適にクルージング。ショベルエンジンもご機嫌麗しくドコドコと気持ちの良い排気音を奏でながら秋の天草路を駆け抜けていきます。

下天草の鬼池港から島原半島口之津へフェリー乗船。

11時過ぎに島原半島上陸。秋と言えども日差しがギラギラと厳しく、半袖で走っていても暑いくらい。そこから雲仙温泉へ向かう山ルート。道幅狭く急カーブ急勾配でロー&ロングの我がFXRは不得意で、後続のバイクにはどんどん追い抜いてもらう。標高が上がると共に気温が下がり、湯けむり漂う雲仙温泉では肌寒いくらい。

雲仙普賢岳を望む展望台から平成新山を望み、見慣れた桜島とはまた違うゴツゴツした火山の荒々しさに息をのむ。

雲仙からは島原半島北側へ一気に海をめがけて駆け下る風景が、鳥取県の大仙から日本海へ駆け降りる風景に重なる。標高が下がると共にまた気温がグングン上がり、海岸に出る頃には暑い暑い。

一度走ってみたかった、何かと話題の諫早湾を横断する諫早湾干拓道路。

とにかく長〜い直線、向こう側は東彼杵郡。この辺りでお昼となり腹も減って来たのだが、走れども走れども食堂が無い。バカでかい道の駅に入ってみると、連休中日とあり人人人。道の駅というのはどこへ行っても似たような造りで面白味が無く何も食わずに退散。そのまま北上し人生初の佐賀県入り。鹿島市にてチェーン店のちゃんぽん屋さんにて遅めの昼食をとりホッと一息。朝から殆ど走りづめでくたびれた。東彼杵の鹿島側から大村湾へ抜ける途中に温泉を発見。

源泉かけ流し露天風呂もある良いお湯でした。昨晩もビジネスホテルのユニットシャワーだけだったので、しばし足を延ばしてくつろぐ。やっぱり温泉は良いわ。

しばし休憩した国道沿いのコンビニで見た諫早湾に沈む夕日がきれいでした。夕食を食べに行った蕎麦屋でふと看板を見上げると、そこには看板を照らすライトにウジャウジャと群がるカメムシの大群。これがニュースで見た九州で大発生しているカメムシかと鳥肌立ちながら周りを見渡すと、そこら中カメムシが飛び交っている。こりゃかなわんと退散するも、走り出してからも顔にバチバチと突撃してくるカメムシの猛攻は最悪でした。

2日目の走行距離、約300Km。ノントラブルにて思いのほか快調。

2泊目の宿泊も、行き当たりばったりの旅では一番簡単に宿泊できる、前日と同じビジネスホテルチェーンと決定。周囲には地元の美味いものとちょっと一杯などという居酒屋も無く、宿の人や同宿者と語らう事も無く、部屋に入ってもすることも無く、なんとも味気ない事この上なし。今回の旅の反省点となり次回からは民宿等に泊まろうと心に決める。

翌朝は5時起床。島原半島北部の雲仙市から鹿児島までの長距離移動となるため夜明け前の6時に出発。早朝の凛とした空気の中、愛機と共に走り出し、夜明けと共に左に有明海が姿を現す。正に『ツーリング最高』な瞬間。

午前7時前には島原城に到着。島原城は模擬城ではあるが破風の無い特徴のある造りなので、ゆっくり散策してみたかったのだが、フェリーの時間があるので遠目に見ただけで先を急ぐ。

途中朝焼けに照らされた雲仙の美しさにしばし見とれる。

鬼池港から天草へ渡り、牛深〜長島〜鹿児島へは17時に到着。

総走行距離800Km。恐れていたトラブルも無く無事に走り切ってくれました。今回のツーリングでバイクの癖なども分って来たので、やっとFXRが体に馴染んできた気がします。

 

Posted by yukiorakuen | comments(0) trackbacks(0)

失敗

 

梅雨も明けてピーカン続きの種子島。そして待ちに待ってました3連休。

連日の暑さでいささか身体も疲れ気味なので、ゆっくり家で過ごさせて頂きます。

娘は先週修学旅行で東京へ、そして帰ってきた翌日にはこの連休を利用して2泊3日で大阪へ。そんな予定を聞くだけでこちらは疲れますが、本人は毎日楽しんでいる模様。若さってすごいね!

我がFXRも納車から1ヶ月を過ぎ、いろいろあかん所が見えてきた。

オークション購入の現状渡し、一応車検は通しての引き渡しだが、走る、止まる、電気点く以外は未点検な状態での種子島上陸。納車後とりあえずエンジンオイル、ミッションオイルは当然交換。

そして乗ってみて一番気になったのがクラッチの切れの悪さ。レバーを一杯握ってもとにかくクラッチの切れが悪く、信号で止まってもニュートラルに入らない。遊びを調整をしても症状は改善されず。そしてそこで大きなミスをしてしまう。現行のハーレーには交換を要するオイルをがエンジンオイル、ミッションオイル、プライマリーオイルの3種類(スポーツスター系はエンジン、プライマリーの2種)あり、それぞれエンジン、ミッション、1次駆動クラッチ系統と別種のオイルで潤滑しています。一応基本的なショベルのガイドブックを読んではいたのですが、そのどこにもプライマリーオイルについての記載は無く、少し不思議には思いながらも、当然交換を要するものと思い込み、クラッチの切れの悪さが改善されるかもとプライマリーオイルの交換を敢行。

結果症状はますます悪化。エンジン始動し1速に落とすと『ガコッ!』とエンスト。まともに乗れる状態では無くなる。

それもそのはず、ショベル以前とエボリューション以降ではクラッチが乾式から湿式へ変更。ショベルは1次駆動のチェーンを潤滑するためにエンジンオイルをプライマリーケース内に循環させているが、その量は200cc程。どうりでオイルを抜いた時に『汚いし少ないな』とは感じたものの、当然この汚く少ないオイルではクラッチの切れも悪くなると勘違い。

乾式のショベルのクラッチにプライマリーオイルを1クオートも入れれば、クラッチ板にオイルがしみ込みプレートとディスクが張り付いてクラッチが切れなくなるのは当たり前。それに気が付くのに1週間以上。無知という物は恐ろしいもので、ショベル乗りからは笑われそうな事ですが、こんな当然で簡単なことがガイドブックにもいろんなホームページにも載っていなくて理由が分かるまで時間を要してしまいました。

おそらく当たり前すぎて誰も書かないのかもしれませんが、自分の様に現行モデルからショベル以前に乗り換えた人にはそんな当たり前の事も知らない人が多いはずです。ショップやショベルに詳しい人などに聞けばすぐに教えてくれるのでしょうが、そのどちらも無い環境にいる人間にとっては、そんな小さな事でも頭を悩ませ失敗してしまいます。

そんなこんなで前置きが長くなりましたが、オイルまみれになったクラッチ周りを清掃するために、プライマリーケースを開けるついでに、クラッチディスクの交換作業を行うことに。

このくそ暑さはバイク作業に全く適さないので、涼しい早朝5時半作業開始。

豊富なアフターパーツのお陰で部品自体はネットで安価購入可能で助かりますが、分解作業に伴う特殊工具の購入費用が高くつくのが痛いところ。まあ工具は一生物ですから割り切るしかないね。

クラッチディスクの交換自体は簡単。当然クラッチケース内はオイルとスラッジでドロドロ。プレートとディスクは張り付いてこれではクラッチが切れるはずもない。付いていたディスクはオイルスラッジを取り除くと摩耗も少なくまだまだ使えそう。

今回購入したのはバーネットのカーボンディスクプレート。

ケースは摩耗もなくOKそうだが、クラッチハブのスタッドに多少偏摩耗が見られるので、そろそろ交換した方がよさそうですが、今回は部品の用意が無くこのまま使用。

プレートはまだまだ綺麗です。

各部清掃脱脂してから組み付け。その後エンジン始動『サクッと』一速に入り、ニュートラルも問題なし。ちゃんとクラッチ切れてます。その後1時間ほど試運転。とりあえずクラッチは快調です。

Posted by yukiorakuen | comments(0) trackbacks(0)

Harley Davidson FXR 1982 Shovel head

 

 

先日、はるばる東京から2週間以上かけて種子島へやって来た、新しい我が相棒。

1982年式 Harley-Davidson FXR

はっきり言って一目惚れ、勢いに乗ってボチッと落札。

梅雨入り前になんとか到着してほしいと、首を長~くして待ちに待つこと2週間以上。

先方が陸送会社に持ち込んでから熊本までは3日で到着。しかしその先は待てど暮らせど一向に先へ進まず、一週間以上そのまま足止め。陸送会社に何度も問い合わせの電話を入れるも、離島はいつになるか確約できませんと冷たい対応のみ。東京出発から2週間以上が経過し、やっと到着日が確定。その翌日は雨の予報だったので、とる物もとりあえず夜の9時半到着のフェリーへ直接引き取り。何もわからないバイクを家まで自走引き取りはかなり緊張しました。

1982年にハーレー初のコンピューター設計によるフレームとして発表され、エンジンマウントが3点ラバーマウントとなる『トリマウントシステム』を採用したFXRシリーズとしてリリースされる。

82年と83年リリースの初期型のみエンジンはショベルヘッド。

我が愛機となったFXRは、ご覧の様にエンジンとフレーム以外はほぼモディファイされて、ノーマルの原型は殆どとどめていない。ノーマルのFXRはフレーム自体が小さくまとまっているので、全体的な見た目ももっとコンパクトで腰高な印象。

このフレームが日本では『シート下の三角形が日本車みたい』と不人気でしたが、最近ではクラブスタイルの人気と共に見直されているようです。が、世間の人気不人気は惚れた自分にはどうでもよくて、とにかく今は熱愛中なのです。

我がFXRはロー&ロングにモディファイされたスタイルも気に入っているのですが、やはり何といってもこのエンジン。

ショベルヘッドの存在感とこの造形には頭クラクラ。

納車以来まだ殆ど乗る機会がないのですが、初めて乗った時の第一印象は『めっちゃ乗りにく〜!』

エンジンフィール、操作系の感触その他、すべてが荒々しくアバウトな感じ。今のところエンジンは始動性も良く、異音も無く快調ですが、35年前の結構いじられたバイクなので、先々何かと手がかかってくるかもしれません、いや確実にかかってくるでしょう(爆)

転ばぬ先の杖で目下ショベルヘッドについて猛勉強中。とにかく車体の現状把握&膿出しをしてしまいたい。

バイクリフトが欲しい今日この頃です。

Posted by yukiorakuen | comments(4) trackbacks(0)

雨の連休

 

世間は3連休にて全国的にも天気は良かったようですが、こちら種子島は土曜日から月曜日まで3日間ず〜っと雨・・・

せっかくの週末も、外での活動が殆どできないさっぱりな天気となってしまいました。

昨日の日曜日は、西之表市長選の再選挙が行われ、結果馬毛島基地反対派の候補が当選。

前回の市長選では6人の候補が出馬し、投票の結果どの候補も総有効投票数の4分の一の得票に届かず、地方の首長選挙としては異例の再選挙となっていました。

今回の再選挙では基地反対派3人、賛成派1人、計4人の候補が再出馬。前回の選挙でも基地反対派票が総得票数では8割を占め、市民の総意としては殆どが基地反対でしたが、今回も票が割れることが予想され、賛成派候補が当選する可能性もありました。

馬毛島基地問題に揺れる西之表市にとって、将来の方向性を大きく左右する選挙であり、全国的にも注目された選挙でした。

結果的に自分が応援していた候補が当選し、とりあえず喜んではいるのですが、基地問題をはじめ、過疎、人口減少、活性化などなど、どこの地方でも抱える問題は、ここ西之表市にも大きく当てはまり、それらを解決するのは簡単な事ではありません。

 

嫁さんは金曜日から4泊5日で宮崎にテニスの試合へ。

結果は今一つだったようですが、帰りは明日。今夜は娘と鹿児島で楽しく過ごしている模様。

 

雨の連休は家でのんびりと過ごし、単車をいじってみたり。

とりあえず、各部を点検がてらにばらしていく。

バイクをばらしたまま置いておけるスペースが欲しい。

各部の部品を見ていくと、どうもこのバイクは過去に何度か大掛かりな修理をされている様子。

現在塗られている色の下に見えるクリーム色はパテでした。その下に見える緑色も、どうやら新車時の元色では無い感じ。

いろんな箇所にパテが盛られているので、ボテ〜っとした印象になっている。事故などで変形した箇所を板金したのではなく、錆びによって痩せた部分をパテで整形したらしいが、結局パテの下から錆が浮き出て酷いありさま。

ハンドルは塗装とパテを除去すると、元のメッキが少し顔を出した。

まあ、焦らずボチボチやって行きましょう。

Posted by yukiorakuen | comments(0) trackbacks(0)

薩摩半島一周ツーリング

 

土日の休みを利用して、ちょっくら薩摩半島一周ツーリングへ出かけてきました。

相棒のスーパードリーム110は出発前日の貨物フェリーで鹿児島へ先送り。

自分は朝一便の高速船にて鹿児島入り。到着後バイクを引き取りに貨物フェリー到着港へ。

そのままツーリングには出かけず、知り合いのお見舞いへ私立病院へ行ったり、娘とランチしたり、歴史資料館へ行ったりと、鹿児島をブラッとする。

約一ヶ月ぶりに会う娘、特に変わりなく元気そうで安心。

テスト期間中なので、あまり勉強の邪魔をしないように、さらっとランチだけしてお別れ。

高校生活も早いものでもう一年が経過。『去年の今頃は受験前で一番大変な頃だったな〜』などと思い出すと感慨深い。

娘と別れた後、西郷隆盛を祭る南洲神社にある資料館『南洲顕彰館』にて開催中の『村田新八展』を見に行く。

幕末~維新にかけて、薩摩には魅力的な人物が数多くいますが、その中でも一番好きなのが村田新八。

この日は天気も良く、西郷さんらが眠る南洲墓地からも綺麗な桜島が望めました。

展覧会を見終わって、本日の目的地指宿に向け鹿児島を後にしたのが14時半頃。

鹿児島市内中心部の幹線道路は信号も交通量も多く、すっかり種子島の道路事情に慣れてしまった自分には走り難くてしょうがない。

海沿いの幹線、通称産業道路を南下し、いつもバイクで利用するフェリー『ハイビスカス』乗り場のある七つ島を過ぎた辺りから急に交通量が減り、スムーズに走りやすくなった。

海岸線をたんたんと走り、指宿周辺には4時過ぎ頃到着。

今夜のお宿は『ライダースイン指宿』

一泊2000円のドミトリー。今は暇な時期なので、宿泊客は僕ともう一人だけ。チェックイン後、早速砂蒸し温泉へ。

砂蒸し初体験でしたが、まあ気持ち良かったですけどね、なんか観光客ばっかりで、砂浜に人工的に作られた砂蒸し用の施設と、砂も本当の砂浜のものとは違う感じがするし、まったく僕好みでは無かったですね。

風呂の後は、宿のオーナーに教えてもらった居酒屋にて夕食。

地元の新鮮な魚とビールで乾杯。隣に座った地元のおじさんと楽しくお喋りし、旅気分を満喫。

居酒屋には予定より大幅に長居し、宿に戻ったのは21時。そこから宿の主と二人、指宿の焼酎を飲みながら2次会。

初対面ながら、同年代同士、話題はあれやこれや脈略無く飛び、杯を重ねるごとに打ち解けていく。

知らない場所で、その土地の美味いものを食い、その土地の人と語らう。

旅の途中、日常生活から遊離し、その土地で日常を暮らす人に紛れながら、その上を漂うように通り過ぎる。この宙ぶらりんな感覚を味わえるのが旅の醍醐味ですね。

夜遅くまで飲んだのでゆっくり寝るつもりが、翌朝はいつも通り6時15分に目覚める。目覚ましもセットしてないのに、この体内時計の正確さは老化の証拠でしょうな・・・

特にすることも無いので、予定より早く7時前には出発。天気はどんよりと曇り肌寒く、昨日の様な青空は望めそうにない。

途中コンビニでコーヒーとドーナツの朝食をとり、枕崎方面に向けて出発。いつもそうだが、大まかにしか旅の計画を立てないので、その時の気分で目的地はコロコロ変更する。朝一思ったより寒いので、朝風呂に入るべく西郷さんゆかりの『うなぎ温泉』へ向かう。

山間の湖畔にあるひなびた温泉地ではあるが、集落の庭や軒先などいたる所から湯気が立ち上る。

到着したのが朝の8時前というのもあるのだろうが、ひっそりとした温泉地の佇まいは非常に良い雰囲気。

地区営の温泉は入浴料金もわずか200円。8時の開館と共に入浴。硫黄の臭いが漂う温泉が冷えた身体を温めてくれました。豪華な露天風呂とか特別な物は何もない素朴な温泉ですが、いいお湯があればそれで充分。

西郷さんゆかりの温泉だけに、脱衣所にはやはり『せごどん』

かごんま弁の標語が良い感じ。

観光客向けの指宿とは対極にある素朴な『うなぎ温泉』、僕は断然ウナギの方が好き!!

入浴前に受付で頼んでおけば、風呂上りには温泉卵も頂けます。5個で200円なり。

温泉で身体も温まり、ほんのりと硫黄の香りのする温泉卵を頂き、再出発。

この日の天気は快晴とはならず、もやのかかったようなどんよりとした天気で、本来なら青空に映える美しい開聞岳も、うすぼんやりとして少々残念。

鉄道好きなら外せない日本最南端の駅、JR枕崎線、西大山駅に立ち寄る。

駅前をブラブラ撮影していると列車がやって来た。

一両だけの普通列車。やっぱりローカル線にはこの車両、キハ40系。このロケーションが最高に似合う形式です。

もはや全国的にも珍しくなってきた国鉄型車両。JR分社化後すでに30年以上が経過し、子供の頃に良く走っていた車両達も殆どが姿を消し、このキハ40系も相当なローカル区間に行かないとお目にかかれなくなってきました。

次回は是非鉄道の旅にて再訪してみたい指宿枕崎線です。

西大山駅を後にし、引き続き国道226号を西進。美しい円錐形の成層火山、開聞岳を左に見ながら薩摩路を快走。

小一時間走ると、かつおで有名な枕崎市に到着。

やはりここでも、鉄道施設探訪。日本最南端の終着駅、枕崎駅に寄り道。

駅は美しく改装されているので、最南端の終着駅という旅情を誘う風情は無い。

始発時刻表が凄い。一日たったの6本。

朝7時台の一本を逃したら、次は昼の1時!列車旅で再訪の際はタイムテーブルをしっかり考慮しないと。

枕崎からも引き続き海岸線に沿って国道226号を西進。薩摩半島の西端野間岬を経由して薩摩半島西岸へ出るルートをとります。

枕崎から先は交通量が極端に少なくなり、道路は海岸沿いの切り立った断崖上を走る。

鑑真和上が上陸された場所として有名な坊津。

娘がまだ3歳頃だった10数年前、家族3人+義母と父の5人で鹿児島を旅行し、その時に昼食で立ち寄った民宿を見つけて、懐かしさのあまり写真撮影。

こちらの2階で昼食を頂いて、3歳だった娘が配膳の手伝いをし、皆に褒められて喜んでいた事を、懐かしく思い出しました。あの時には、10数年後に娘は鹿児島の高校に通い、自分は種子島からカブで訪れるとは、夢にも思わなかったものですがね。

薩摩半島西端、野間岬の野間池港には丁度12時前に到着。朝食が少なめだったので空腹を覚え、前夜の宿のオーナーお勧めの『磯』さんにて昼食。

『刺身定食』を注文すると、このボリューム。

漁協の前なので、取れたて新鮮な刺身と、良く煮込まれたあら煮、サラダに味噌汁もついて、これで1200円は本当に値打ちあります。刺身が美味いのは言うまでもなく、魚臭いのが苦手な自分ですが、あら煮も全く魚臭くなく、良く味がしみ込んでとても美味しかった。味もボリュームも大満足の『磯』さんでした。

お腹は満腹、身体も温まったところで出発。野間池港から先は道路が広く新しくなり走りやすくなる。これで天気が良ければ景色も良く最高なんだろうけどね。

野間岬を超えて薩摩半島西側を海沿いに走っていると、急な山肌に天然石の石垣を築いた珍しい集落があり、大当石垣群と呼ばれているらしい。

山の斜面に張り付くように建つ家々と石垣。それらを繋ぐ急峻で狭い集落内の道は独特の雰囲気。

人一人分程度の道幅しかないので、当然車は入れない。

そこからまた小一時間走り、今回の旅の主な目的地、吹上浜の南端にある、万世平和祈念館へ。

太平洋戦争末期、突貫工事で建設された秘密飛行場。戦争最終盤にほんの一時しか使われなかったが、その飛行場から210名の若者が特攻隊として飛び立っていった旧日本陸軍万世飛行場。

現在は海浜公園や畑となり、旧飛行場を偲ばせる物は門跡以外何もないが、その一角に建つ平和祈念館。

出撃前の特攻隊員が子犬を抱いて微笑む有名な写真があるが、その写真はここ万世飛行場で撮られ、その翌日ここから沖縄へ向けて飛び立ち帰らぬ人となった。

一階には、海中から引き揚げられた零式水上偵察機が、ほぼそのままの状態で展示される。

2階には、若くして散っていった特攻隊員達の遺品や遺書、手紙などが展示されている。

展示されている手紙や遺書などに綴られる、隊員の家族や故郷、そして国を思う想いは、戦後70年以上が経過した今でも、読む者に何かを訴えかけてくる。戦後の特攻隊への評価もその時々で変遷し、今現在でもその評価は定まらない。最近読んだ文献でも、その犠牲者の数に対する戦果はあまりにも少なく、戦術としては愚劣極まりない特攻作戦を推し進めるまでに堕落した、軍部の愚かさは今更言うまでもなく、その犠牲となった前途有望な若い命を思うと本当にやるせない気持ちになる。

昨今の特攻隊を英雄化した映画や、右傾化しつつある政治を見るにつけ、なにか嫌な気分になるのは自分だけだろうか。

幕末から西南戦争まで、命を顧みず戦った薩摩隼人達と、自分達の命を賭して敵に突撃していった特攻隊員達。時代は違えど、どちらも本質は変わりなく、立派なサムライ達に違いない。しかしそれを率いたリーダーは比較するべくもない。

 

ハイビスカスにて帰島。

Posted by yukiorakuen | comments(2) trackbacks(0)
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
CATEGORIES
RECENT ENTRIES
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RECOMMEND
PROFILE
LINKS
OTHERS