早起きは三文の得

  • 2021.11.07 Sunday
  • 09:29

 

前日の疲れはどこへやら。旅先では普段以上に早くに目が覚める。

部屋のカーテンを開け外を眺めると、夜明け前のまだ薄明りに目の前に雄大な阿蘇が黒々と横たわっている。

まだ薄暗いが空の様子は雲一つなく、昨日以上の快晴になりそう。朝食まではまだ時間があるので、これはひとっ走りするっきゃない!

朝の澄んだ空気の中、日常から切り離された時間を愛車と共に走り出す。まさに至福の時間。

9月下旬とはいえ、標高の高い阿蘇周辺の朝は肌寒い。世の中が起きだす前に素晴らしい景色をグッチと独り占め。

ちょうど彼岸花の咲く季節。

田んぼの脇に赤い曼殊沙華が咲き並んで、まさに美しい日本の秋の田園風景。

 

秋の九州ツーリング2日目

  • 2021.09.26 Sunday
  • 06:11

 

今回の旅は鹿児島の知人2人と共に計3台でのツーリング。同行者付きのツーリングなんて何年ぶり?もちろん種子島にきてからは初めて。

翌朝は7時の集合時間に間に合わせるため、余裕をもって5時には起床。6時にまだ薄暗いホテルを出発。車も人も少ない早朝の鹿児島市内をグッチで駆け抜ける。久しぶりの島外の風景に僕もグッチもご機嫌。

市内北部のホームセンター駐車場で待ち合わせ、朝の薩摩路を北上、いちき串木野〜薩摩川内〜阿久根と快走。

奥からFさんの2015ハーレー、ブレイクアウト、まるで新車と見紛うほどピカピカ。手前がTさんのゼファー750。自称盆栽バイカーのTさんは、ふだん殆どバイクに乗らずいじるのと眺めるのが専門だそうですので、今回が初のロングツーリング。

阿久根から黒の瀬戸を渡り長島へ、蔵之元港には9時過ぎに到着。

次のフェリー出港時刻10時まではしばらく時間があるので、のんびり談笑。

こじんまりとした美しい蔵之元の港へ来ると、「あ〜ツーリングに来たな」と実感が湧いてきます。

種子島の海とは違い穏やかな不知火海と美しい島々を眺めながら、対岸の天草、牛深へ。

牛深から本渡へ向かう途中、崎津へちょっと寄り道し美しい天主堂を対岸から眺める。

天気の良い連休とありすれ違うツーリングのバイクも多く、島では見れない色々なバイクが走っていてそれだけでも今の自分にとっては新鮮で楽しい。

崎津の近くで少し早めの昼食。朝は肌寒かったけれどその頃には夏の陽気に逆戻り。

おじさん一人でやってるネギちゃんぽん屋さん。先客3組程。外の席にて風景とバイクを眺めながらのネギちゃんぽんが美味でした。ただこの陽気にちゃんぽんは暑かった。

本渡から天草路を三角へと渡り熊本南部を走って阿蘇方面へ。予定ではのんびり天草五橋と風景を楽しみながら走る予定でしたが、天草上島に入ってしばらくするとまさかまさかの大渋滞。この暑さの中での渋滞に5橋もなにも風景を楽しむどころでは無く、自分もバイクもオーバーヒート気味で、ただただ疲れただけの天草路となってしまいました。対岸の宇城へ到着したのがすでに午後3時前。今夜のお宿は阿蘇。

熊本市内をパスするため、御船から益城町と熊本市南部から東へ抜けて北上。とはいってもやはり熊本市近郊も車が非常に多く、一向にペースは上がらず、先を急ぐ気持ちも手伝い、よってあまり風景も楽しめないまま、ただタンタンと市街地を走り阿蘇近郊の大津に4時過ぎに到着。

阿蘇をバイクで走るなら、ここからミルクロード〜大観峰が定番お決まりコース。なのですが日も短くなった9月末ではちと時間が遅い。が、まあせっかくなので行っておこうと話はまとまり、大観峰へ向け出発。

期待を膨らませ夕日に染まるミルクロードを走り始めて、その期待がすぐに失望に変わる。連休中の観光道路だもんね。空いていれば気持ちの良いワインディングロードも、ノロノロ走る4輪と2人乗りバイクに阻まれ、ただ前の車のケツを見ながら走るのみに終始し、対向車線を降りてくるバイカーのピースサインも空しく、美しいはずの景色も新鮮味に欠け面白くない。

大観峰には5時半に到着、日は傾きゲートも閉門数分前、沢山いたであろうバイクも数台を残すのみ。

久しぶりの長距離運転と渋滞走行で身体はバキバキ、気分も上がらず肌寒いので早々に退散し宿へ退散。

ゆったり風呂につかって夕食後各自部屋に戻ってバタンキュー。

 

 

秋の九州ツーリング1日目

  • 2021.09.25 Saturday
  • 22:56

 

シルバーウイークの3連休、グッチで久しぶりに島外へ走りに行ってきました。

台風一過の晴天に恵まれ、秋の九州路を思いきり満喫。

コロナの影響を受け、日曜日の夕方鹿児島発のフェリーが無くなり、バイクで島外に出るのが非常に不便になってしまいましたが、この絶好の機会を逃すまいと出かけてきました。

初日はほぼ鹿児島への移動のみ。いつも利用する「はいびすかす」はドック入りにて欠航。午後2時発のフェリー「プリンセスわかさ」に乗船。鹿児島までは3時間半のんびり船旅。

快晴の澄んだ秋空と真っ青な海。慌てる旅ではないので、たまにはのんびりフェリーで船旅も良いもんだ。

せっかくのお天気なので船内にこもらず、一番上階の開放デッキに腰掛け、青空と360度の眺望を楽しむ。種子島を出て約一時間半で本土最南端、佐多岬が近づいてきた。

その後は進行方向左側に開聞岳を望み、錦江湾内に入り、右に大隅半島、左に薩摩半島、指宿温泉街の街並みを遠くに眺め、しばらくすると前方に桜島が姿を現します。

何度見ても雄大で男らしい桜島。

鹿児島港到着は5時40分。そのまま港近くの宿にチェックイン。部屋で過ごすには早すぎる時刻なので、とりあえず荷物を下ろして、普段種子島ではしないナイトランへひとっ走り出かける事にする。

桜島フェリーから暮れゆく鹿児島の街並みを眺め、桜島につく頃には日も暮れて暗くなる。そこから海沿いを南へ下って垂水まで往復。

走り始めると空には大きな月が姿を現し、錦江湾がその月明かりに照らされキラキラと輝き、覆いかぶさりそうな桜島と対岸の鹿児島の街明かりが非常に美しい。

垂水港までのんびり往復約1時間弱。普段種子島ではしない夜間走行(真っ暗すぎて何も見えないし何もないから)。街灯に照らされながら走るのも良いものだと再認識。

8時半のフェリーに乗って鹿児島市内へ戻りました。

                  

 

 

 

 

  

さよなら2020

  • 2020.12.31 Thursday
  • 22:38

 

2020年も残すところあと約2時間。

昨日からの寒波も思ったほどでは無く、やり残していた正面玄関へのしめ縄の取り付けとガレージの掃除も無事完了。

午後からモトグッチに跨って2020年の走り納めをしてきました。

北西の季節風が強く、気温は10℃前後と種子島にしては非常に寒いですが、青空の見える良い天気。

キッチリ防寒していたので、寒さもあまり気にならず、エンジンの鼓動を楽しみながら気持ちよく走り納め出来ました。

冬の人っ子一人いないビーチも良いものですな。

来年2021年は良い一年となりますように。

待ってました晴れの週末

  • 2020.06.07 Sunday
  • 20:53

 

ここ最近の連日連夜の雨にうんざりしていたところでしたが、今日は久しぶりにすっきりと晴れてくれました。

降り出したら止まらない種子島の梅雨ですが、中休みとはいかなくとも、ちょっと一息か?

朝から家の掃除に精を出し、暑さにたまりかねて海へ繰り出す。

水はまだ少し冷ためでしたが、海パンとラッシュガードで十分堪能できました。

本日の締めは、夕涼みがてらにFXRでちょい走り。

最近ちょいとフェアリングに飽きてきたので、取っ払いました。ちょうど暑くなってきたし、風を感じられて良い感じ。

また明日から1週間頑張りましょう。

 

梅雨入り間近?

  • 2020.05.17 Sunday
  • 20:30

 

連休明けには奄美地方が梅雨入りし、種子島も今週末辺りから急激に温度、湿度共に上昇。

気象庁からの発表はまだまだ先でしょうが、来週の天気予報は殆ど雨か曇りと、おそらく体感的にはそろそろ梅雨入りか?

昨日あたりからは、肌にまとわりつくようなねっとりした空気感に変わり、暑がりで汗かきの自分にはつらい季節の到来・・・

この週末の天気も曇り時々雨とすっきりしない予報で、コブもつまんない感じ。

急激に気温が上昇したここ数日で虫の数も急増。

鉄砲ユリももうすぐ満開。

庭では石亀の赤ちゃんを発見。

キョロキョロと元気に動き回り、非常にかわいい。『しっかり大きく育てよ』と願いを込めて畦道に放しました。

今日はバイクに乗れないかなと思っていましたが、空が少し明るくなった隙を突いて、ちょいと走る。

バイクを止めると、遠く雲ににかすむ屋久島の方から、雷鳴がゴロゴロと響き、『こりゃゆっくりしてられん!』と早々に退散。

なんとかギリ降られずに済みました。

先日FXRのリヤサスを、これまでのオーリンズからFoxの13インチに交換。

連休中に、フェンダーストラットとサンダーヘッダーのテールパイプ部を艶消しブラック塗装。

1インチ車高がアップし、ブラックボディのFoxのショックと相まって、尻周りが引き締まって見える?

最近嫁さんの使い古しのIフォンをゲットし、インスタグラムとやらを始めました。電話はガラケーのままですが。

まだまだ使い方がわからず、娘に教えを請いながらバイク関係の写真や動画をアップしてます。

#で世界中のバイク好きの写真が見れたりとなかなか楽しいものですね。

 

 

モトグッチ1000S タイヤ交換

  • 2020.03.10 Tuesday
  • 20:24

 

昨年5月の納車引き取り時に前オーナーから既に『Fタイヤは交換時期ですよ』と言われながらも、自分的には『まだしばらくは大丈夫』と判断。

そのまましぶとく1年近くが経過し、納車時からの走行距離も4000kmを越え、もういい交換すべしとの判断に至る。

タイヤ自体はネットで約8000円で購入出来たのに、送料が3000円以上も掛かってしまうのが離島の悲しいところ。

タイヤの銘柄はIRCのRS-310。商品説明によると、国産バイクの新車に装着されたりしてるらしい。知らんけど。

サーキットを走るでもなく、峠を責めるでもなく、メーカーやブランド、パターンとかグリップ力等にも全くこだわりは無く、それなりのメーカーの物で安ければOK。

普段使われることも無く、会社のすみっこで埃にまみれ錆びだらけのビードブレーカーが活躍。

元々装着されていたミシュランのサイドウォールは、なかなか見事なひび割れ模様でした。

タイヤを外したついでに、ブレーキキャリパーやフォークボトムケース内側、フェンダー裏、フェンダーステー等々、隅から隅まで真鍮ブラシ&マザーズにて磨きまくる。

タイヤ交換作業自体はすぐでしたが、磨き出したら止まらなくなり、かれこれ1時間以上磨きに費やしてしまう。

交換終了後、ちょろっといつもの場所まで試運転。

普通に運転しているだけなので違いは良くわかりませんが、ゴムが新しくなったので、ハンドルに伝わる舗装の荒れやギャップの感覚がマイルドになっている気がします。そんな気がしてるだけかもね。

まあそうであっても、溝がバリバリのタイヤが付いて、フォーク周りがピカッと綺麗になってるだけで気分的には良いもんだ。

春の気配

  • 2020.02.24 Monday
  • 20:53

 

2月最後の週末は、天皇誕生日と振り替え休日により、嬉しい連休となりました。

昨日の日曜日は天気は良いながら、風が強くて少し肌寒い一日でしたが、今日の振り替え休日は明け方冷え込んだものの、風も止んで抜けるような青空。

太陽が顔を出すと共に気温もグングン上がって、2月ながら春のポカポカ陽気となりました。

嫁さんは週末を挟んで4泊5日で大阪へ。久しぶりに再会する友達と毎晩飲み歩く予定らしく、さぞ楽しい事でしょう。

よって自分はワンコとニャンコと共にお留守番。

寒がりなコブとミケも庭に出て気持ち良さそうに日向ぼっこ。

一時はどうなる事かと心配しましたミケですが、もうすっかり元気になりました。

昨日は風が強いながらも天気は良かったので、当然単車に乗る。

最近知り合ったショベル乗りの方に声をかけ、FXRでちょいと走りに出かけた。

いつもの場所にいつものメンバーとも待ち合わせ、計5台でブラっと走る。

昨日の様な風が強めの寒い日には、カウルとヘルメットのシールドの有難味を実感する。自分以外の4人は皆シールドの無いジェットヘルなのでさぞかし寒かったろう。僕の知ったことではないが(笑)

Iさんのショベルは79年式のFLH。綺麗な3拍子を奏でておりました。ダイナフルトラ装着の我がFXRには不可能な3拍子。やっぱりショベル乗りとしては憧れますね。

元々はカウルやらパニアやら付いたままの純正ルックだったらしいですが、現在は全て取っ払い、フロントにスプリンガーも装着されてビンテージルック。始動性も走りも調子良さそうでした。

 

今日はモトグッチ1000Sのオイル交換。昨年5月の購入時に先方で交換してもらってから、走行が3000Kmを越えたので、当方では初めてのオイル交換。

使用オイルは、FXRと一緒。空冷大排気量に最適なPENZOILの20W-50

正直オイル性能にこだわりは無いし、ショベルやグッチのエンジン、しかも渋滞も無い種子島では鉱物油で十分でしょう。

バイクに乗るには最高の天気で、しかもオイル交換もしたので、当然走る。

快晴の真っ青な空の下、青く輝く海沿いの道を快走。湿度が低く空気が透き通って眺めは最高。海を挟んで北の方角から南へ目を向けると、大隅半島から佐多岬〜開聞岳〜薩摩硫黄島〜口永良部島〜屋久島までくっきりと見渡せる。

ちょっと走るつもりだったのが、走っていてあまりに気持ちが良いので、南の方まで少し遠出をしてみた。

屋久島がくっきりと近くに見えて、沿岸部の建物まで良く見えました。

春を感じる桜と共に。

あ〜どこか遠くへ走りに行きたいな〜

 

秋の九州ツーリング 2日目

  • 2019.11.10 Sunday
  • 17:59

 

1日目の宿泊地は長崎県西彼杵半島北端、東シナ海に浮かぶ小島、崎戸。

西彼杵半島とは大島大橋を介して橋でつながっているので、島ではあるが陸続き。

民宿到着時にはとっぷり日も暮れていたので、小さな湾に面したひっそりした港町であること以外は判らず。

前夜の寝不足もあり、風呂と夕食を済ませ部屋に戻った後はバタンキューで翌朝まで意識無し。

ぐっすり眠ったお陰で目覚めすっきり、朝食前に宿の周辺を散歩してみる。

天気は快晴とは言えないが、もやがかった晴れ。日曜日の朝6時半頃なので車通りはなく、早朝のひんやりした空気の中、岸壁から釣り糸を垂れる親子連れがちらほら。

同じく島に住み海は毎日見てはいるが、港の風景もところ変わればで雰囲気はずいぶん違う。

港町な雰囲気が漂う、表通りから1本入った旧い通り。

港町といえば猫。

旅先で犬や猫を見かけると、我が家の愛犬、愛猫思い出されるのです。

昼食がどうなるか分からないので、朝食をたらふく頂いて、8時に宿を出発。

今日の目的地は阿蘇。時間があれば海沿いに平戸や唐津方面も周ってみたかったのだが、時間的に厳しそうなので、九州西部から中央部までは高速を使って時間短縮。

佐世保から西九州道〜長崎道〜鳥栖ジャンクションから九州道で南下、広川インターで下道へ。

1時間半ほどの高速運転でしたが、同じ姿勢で淡々と走る高速は非常に疲れる。それと老化現象なのか、スロットルを握る右手の痺れが酷く、長くハンドルを握っていられない。なので10分ほど走ったら一度右手をハンドルから離さないと痺れで手の感覚がなくなる。これはモトグッチに限らず、FXRでも同じなので、自分の身体的な問題なのかもしれない。

そんなこんなで、高速を降りた頃にはぐったりするほど疲れてコンビニで小休止。下道に降りてホッとしながら、その先国道442号線を東進し市街地から離れ、穏やかな田園風景から山間部へ。この辺りからすれ違うバイクも多くなり、連休らしい光景。

九重、阿蘇の西の玄関口、小国町に到着する頃には、バイカーと行楽客で辺りはごった返し、周辺の食堂はどこも一杯。ゆったりした昼食は諦めてコンビニで済ませ、ライダーの聖地と言われる九重、阿蘇周辺を堪能するべく走り出す。

多くのバイカーが訪れる瀬の本高原へ行ってみるも、あまりの車とバイクの多さに素通り。次に訪ねた景勝地として有名な大観峰もこのありさま。

車とバイクでごった返し、えらい事になってました。しかしながらやたら台数が多いだけで、大して面白いバイクは見当たらず、加えて気温が低く寒いので、長居せずに早々に退却。

大観峰から一度下界におり、阿蘇登山道路でまた山の上へ。山上は霧がかってやはり寒い。

草千里ではおっさん一人、馬に乗って楽しかった。

快晴ならばさぞかし爽快な眺めだろうが、この日の眺望は今一つ。雨が降らなかっただけましか。

山から下りてコーヒー休憩のコンビニ駐車場にて、超かっちょいい車達に遭遇。

自分のツボにドンピシャではまるマッスルカー達です。やっぱり車はこの時代のアメ車が一番カッコ良い。

このダッジ、チャレンジャーなどは、よだれが出るほどカッコ良い。

何でも良いから車を一台貰えるならば、この車が欲しい。

同じくチャレンジャー。オレンジに黒のストライプが決まりすぎです。

上の2台よりは少し年式が古い?と思われるチャレンジャー。

皆さんご存知ポニー。マスタング。

この極悪ルックには何も言うことは御座いません。参りましたのダッジ、チャージャー。

『いいな〜夢があるな〜』と指をくわえながら眺めまわすおっさん。

昨今の省燃費だ環境性能だ快適装備だ自動運転だと、つまらん良い子ちゃん機能ばっかりで全く夢の無いカス車と違い、どうよこの無駄の塊故の潔さと力強さ。

自分達世代の男の子は、車が持つパワーとスピードに憧れたものだ。『車の話を聞きたいな〜』とオーナーを探すもどこにも見当たらず。

夕方5時、南阿蘇村の宿泊先ホテルに到着。熊本の震災時、大規模な土砂崩れで崩落した阿蘇大橋の近くで、未だ通行止めの道路があり、被害の大きさを実感する。

高原の素敵なホテルの佇まいの、当夜の宿。別棟で温泉施設があり、お風呂も充実。2日目の走行距離は317km。

広い温泉で疲れをいやし、併設のレストランでビールと馬刺しを食し、またもやバタンキュー。

今日すれ違ったり見かけたバイクを合計すると、数百台に上ると思うが、結局モトグッチとは一台も遭遇せず。

最近のV7シリーズはモトグッチとしてはかなりのヒットなので、何台かは見かけるかと思ったけれど、新旧含めてグッチは一台も見かけず。まだまだマイナーな存在ですな。

 

 

秋の九州ツーリング 1日目

  • 2019.11.07 Thursday
  • 20:36

ここ数年来の恒例となっている、春、秋の泊りがけツーリング。

この秋のラストチャンスを逃すまいと、先週末の文化の日の連休を利用して出かけてまいりました。

今回の旅の相棒はモトグッチ。春の納車引き取りツーリング以来の長距離旅。

二泊三日の旅程を無駄なく使う為に、今回は金曜日の夕方の貨物フェリーに軽トラにバイクを積んで乗り込み、夜のうちに鹿児島入りし、翌早朝にバイクを軽トラから降ろして出発する運びとなりました。

何故そんな面倒な事をするかというと、2便ある種子島発の旅客フェリーは、早い便でも種子島発午前11時の鹿児島到着が午後三時と貴重な休日ほぼ一日を無駄にしてしまうのです。

その時間ロスを無くす為に、夕方発の貨物フェリーで夜に鹿児島入りする事にし、翌日は朝から有効に時間を使えるようにしました。

ただ一つ貨物フェリーならではの大きな問題点。車で乗船の際は運転手も乗船できるのですが、バイクの場合人間は一緒に乗せてもらえないのです。

ならば軽トラの後ろにバイクを積み込んで、軽トラの運転手として乗船する事にしました。船代は割高になりますが、背に腹は代えられません。

金曜日の仕事終了後、直接港へ向かい、貨物フェリーは夕方7時に種子島を出港。

夕食は買っておいたホカ弁。鹿児島着は夜の10時半。船の中で仮眠をし、5時前に起きてそこから車で帰りのフェリー出発港まで移動し、そこでようやくバイクを下ろし出発準備。

東の空が白みかけてきた朝6時に鹿児島を出発。今日の宿泊地は長崎県、西彼杵半島北端の崎戸。

南国とはいえ11月ともなると早朝はさすがに肌寒い。

今日は九州の西海岸を島伝いに北上する。距離を稼ぐ為に最初に南九州道で薩摩川内付近まで一気に走る。連休初日の早朝、高速道路を走る車は少なく、流れは順調。海側から内陸部に入ると気温がぐっと下がり、単調な高速道路走行では着込んではいても寒さで身体が固くなってくるのがわかる。

1時間程で終点の薩摩川内に到着。そこからは国道3号線を北上し7時半頃道の駅阿久根に到着。

東シナ海を眺めながら冷えてこわばった身体をほぐして小休止。空は快晴、絶好のツーリング日和で旅への期待が高まる。3連休なのでバイクも多いかと思ったが、殆ど見かけない。

ここから黒の瀬戸大橋を渡り長島へ。秋晴れの空と朝日にキラキラ輝く海を眺めながら、モトグッチも自分もご機嫌に快走。蔵之元港からフェリーで天草へ渡ります。

蔵之元港に到着したのが、8時40分発のフェリー出港直後で、次のフェリーまで1時間程港で時間つぶし。

天草下島の牛深港までは海上30分。穏やかな不知火海の島々を眺めながらの快適クルーズ。

天草にも見所は沢山あるのだが、今回は先を急ぐ為どこにも立ち寄らず、北端の鬼池港まで駆け抜ける。ここでまたもやフェリーを逃し、港で待つこと40分。12時半のフェリーで島原は口之津へ。

腹が減ったので口之津で昼食。長崎県に入ったのでちゃんぽんを食す。

具沢山の非常に美味なちゃんぽんでした。腹も膨れて身体も温まったところで、少し予定よりも遅れ気味なので先を急ぐ。

島原半島西岸から諫早、長崎をバイパスして西彼杵半島へ。諫早周辺から交通量が増え走り難くなってきた。慣れない長崎市内は走りたくなかったので、長崎市中心部の風景は有料道路の橋の上から眺めただけでした。岬の斜面に張り付いたような住宅地が印象的。いつかまた別の機会にゆっくり訪れたい街ではありますが、今回は割愛。

長崎市の外れのコンビニにて。日の短い季節なので午後4時とはいえ黄昏ムード。暗くなる前に宿に到着したかったのだが、ちょっと無理そうです。

西彼杵半島西岸、サンセットロードを夕日を左に見ながら北上。

種子島でも見慣れた美しい夕日ですが、風景が違うとまた違う趣があり、しばし見とれてしまいました。お陰で宿周辺に到着する頃には、とっぷり日が暮れて、自分が一体どこにいるのやらさっぱりわからず、宿に電話したり、立ち話をしているおばあちゃんに道を尋ねたりしながら、午後6時に宿入りしました。

初日走行距離340km

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