漂流ビン流し
- 2010.05.10 Monday
- 19:35
昨日は娘の小学校の日曜参観日。
娘が通う小学校では、毎年5月にメッセージを入れたビンを海に流す『漂流ビン流し』が行われます。
午前中は生徒達の研究グループ発表。
3年生以上の生徒が3グループに分かれて、歴代種子島の領主について、さとうきびについて、種子島の海について、とそれぞれが良く研究していました。
その後、本題の漂流ビン作り。
すっかり毎年の恒例行事となっている『漂流ビン』
黒潮に乗った漂流ビンからは、これまで四国、和歌山、静岡、神奈川、、千葉、茨城など全国各地から返事が届けられています。
なかにはアメリカやアラスカからも返事が来た事もあるんですよ。
海は流れてるんですよね〜凄いよな〜。
頭では理解していても、実際に自分達が流したビンから返事が来れば、それが実感として理解できますよね。
残念ながら、去年流したものからは今のところ返事が帰ってきていませんが、忘れた頃に来るかも。
今年は一通でもいいから返事が来て欲しいなあ。
各自2本ずつ家からビール瓶を持ち寄り、中に砂とメッセージと小さな贈り物を詰めてゴムの栓をし、外側に目立つように白のマーカーで『漂流ビン、message bottle』と書きます。
今年も去年に引き続き、僕は船の上船員4人(教員2名、PTA2名)のうちの一人に選んで頂きました。
何故か知りませんが、船が好きで船に強い(酔わない)というお墨付きをもらっています。
本来教員のうち1名は校長先生なのですが、今年赴任された新校長先生は前日に予行演習代わりに乗ったところ、沖で大量に撒き餌をされたそうで、急遽これまた乗り物に弱い教頭先生が乗ることになりました。
その後、生徒、保護者全員が港に再集合し、『漂流ビン』の手渡し式。
これまたなんでか分かりませんが、僕が船長代理で受け取りの挨拶。
みんなの期待を載せて、いざ出航です。
進路を東へ取り、目的地は種子島から25海里(約50キロ)離れた黒潮本流付近。
去年に比べると波が高く、進行方向から向かってくる波なので、初めて乗る教頭先生と娘の担任の先生は、船のあまりの揺れにしばらく床にへたり込んでました(笑)
途中ウミガメに遭遇したり飛び魚と競争したり、真っ青な空の下、船に乗って海を一気に突き進んでいく気分は最高です。
気分は勝手に坂本竜馬。
広〜い海の上にいると、自分の小ささを実感し、些細な悩みなどつまらないものに思えます。
海上約1時間半、投入地点到着。もう回りは360度水平線。
返事が来るように心を込めて投入します。
頑張って行ってこいよ〜!!
娘が通う小学校では、毎年5月にメッセージを入れたビンを海に流す『漂流ビン流し』が行われます。
午前中は生徒達の研究グループ発表。
3年生以上の生徒が3グループに分かれて、歴代種子島の領主について、さとうきびについて、種子島の海について、とそれぞれが良く研究していました。
その後、本題の漂流ビン作り。
すっかり毎年の恒例行事となっている『漂流ビン』
黒潮に乗った漂流ビンからは、これまで四国、和歌山、静岡、神奈川、、千葉、茨城など全国各地から返事が届けられています。
なかにはアメリカやアラスカからも返事が来た事もあるんですよ。
海は流れてるんですよね〜凄いよな〜。
頭では理解していても、実際に自分達が流したビンから返事が来れば、それが実感として理解できますよね。
残念ながら、去年流したものからは今のところ返事が帰ってきていませんが、忘れた頃に来るかも。
今年は一通でもいいから返事が来て欲しいなあ。
各自2本ずつ家からビール瓶を持ち寄り、中に砂とメッセージと小さな贈り物を詰めてゴムの栓をし、外側に目立つように白のマーカーで『漂流ビン、message bottle』と書きます。
今年も去年に引き続き、僕は船の上船員4人(教員2名、PTA2名)のうちの一人に選んで頂きました。
何故か知りませんが、船が好きで船に強い(酔わない)というお墨付きをもらっています。
本来教員のうち1名は校長先生なのですが、今年赴任された新校長先生は前日に予行演習代わりに乗ったところ、沖で大量に撒き餌をされたそうで、急遽これまた乗り物に弱い教頭先生が乗ることになりました。
その後、生徒、保護者全員が港に再集合し、『漂流ビン』の手渡し式。
これまたなんでか分かりませんが、僕が船長代理で受け取りの挨拶。
みんなの期待を載せて、いざ出航です。
進路を東へ取り、目的地は種子島から25海里(約50キロ)離れた黒潮本流付近。
去年に比べると波が高く、進行方向から向かってくる波なので、初めて乗る教頭先生と娘の担任の先生は、船のあまりの揺れにしばらく床にへたり込んでました(笑)
途中ウミガメに遭遇したり飛び魚と競争したり、真っ青な空の下、船に乗って海を一気に突き進んでいく気分は最高です。
気分は勝手に坂本竜馬。
広〜い海の上にいると、自分の小ささを実感し、些細な悩みなどつまらないものに思えます。
海上約1時間半、投入地点到着。もう回りは360度水平線。
返事が来るように心を込めて投入します。
頑張って行ってこいよ〜!!
静岡県浜松市の服部と申します。
ネットで何気に漂流ビンの検索をしていたら見つけ・・・良く見たら2010年の記事だったので、つい、メールしてしまいました。
今年9月に2010年5月9日に流された漂流ビンを奇跡的に拾うことが出来、安城小学校のみなさんに喜んでもらえる事が出来、とても嬉しかったのです。
紹介されている内容を拝見させて頂いたら・・・まさに、この時流されたもの!!
ビックリしたのと嬉しかったのとごちゃまぜ。
写真に写っているビンのどれかを私が拾ったのです・・・面白い!!
とても貴重な写真を見させて頂きありがとうございます。
その他の記事もゆっくり拝見させて頂きます。
では。
初めまして、こんにちは。
それはそれは見つけて頂いて有難う御座いました。
自分達が流した中の一本が、どこをどう巡ったのか7年後に浜松で拾ってもらえたとは。
今回の件は、こちらでも鹿児島の南日本新聞に掲載され、種子島でも話題になっていたようです。
発見して頂いた漂流瓶は、娘の同級生がこしらえたもので、もしかしたら僕が流していたかも?
当時4年生だった娘が今では高校2年生。漂流瓶をこしらえたさやかちゃんも今は種子島を離れて鹿児島で高校生活を送っています。
安城小学校も当時は全校生徒20人だったのが、現在ではたったの6人になってしまいました。
生徒は少なくなりましたが、漂流便は恒例行事として続けているようです。
こんな風に繋がりを持たせて頂けるのも漂流瓶のお陰です。
本当に面白いものですね。
有難う御座いました。