満載、万歳

  • 2009.03.27 Friday
  • 08:09
気持ちが高ぶっているのか、会社のソファーの寝心地が悪いのか、多分そのどちらもが理由であまり良く眠れませんでした。

軽トラはご覧の通り。
荷崩れ防止には最大限の注意を払い、かなり頑丈にくくりつけてあります。
がんばってくれよ!ミニキャブ!おまえだけがたよりだグッド

今日は岡山までの行程なので、それほどの距離は走りませんが、くれぐれも事故などないよう安全運転で、まもなく大阪を出発します。



友人に”なんかストレート・ストーリーの映画みたいやね”と言われ、正に言い得て妙と納得。
デビッド・リンチ万歳!

さらば大阪の灯

  • 2009.03.27 Friday
  • 03:01
引越しに際しネット環境が途切れてしまっている状態なので、今日は前の会社のコンピューターをお借りしての書き込みです。

マンションを引き払った当日は、娘の学校の終業式。
大阪の友達とのお別れの日でもありました。自分と嫁も学校に挨拶に行って、最後にみんなと記念撮影。
子供は常々”友達と別れるのが嫌だ”とは言っていましたが、最後はみんなでわいわい騒ぎながら明るい雰囲気でのお別れとなったようです。
心配していた様な涙涙にはならなかったのでホッと一安心。




友達と別れるその代わりに、娘には前から欲しがっていた新しい友達ができました。


種子島へ行ってから飼おうと娘には前から話していたのですが、以前会社が移転する前に昼食でよくお世話になったアメ村の喫茶店に、終業式が終わってから家族で昼食がてら挨拶に行くと、その隣にペットショップが新しくオープンしていて、店を出た帰りにふと立ち寄ってしまいました。

お決まりですが、買う気は無かったのに・・・やっぱり見ちゃうともうだめですね。
娘の希望で、生後二ヶ月のミニチュアダックスの短毛犬が、新しく家族の一員となりました。

子犬の名前は、隣の喫茶店の名前を頂いて”幸文(こぶん)”と決まりました。
発音すると親分子分のコブンみたいですけど、娘が親分なので丁度いいんです。
けっこう呼んでみると笑えますし。

その後自分は病院へ向かい、まだ残っている部分の刺青除去を処置して頂き、嫁子供は宝塚歌劇の観賞に出かけました。
手術が終わったのが4時半。まだ荷物整理が終わっていないので、ダッシュで家へ引き返し、荷物の整理と梱包作業に没頭。
6時頃に帰ると言っていた嫁さん達が帰ってきたのが、当初の予定より1時間半も遅く7時半。そこから子犬を引き取りに行って家族全員がマンションに揃ったのが8時半。
マンションに残った荷物を全て軽トラへ積み出してそのまま会社へ向かい、そこで会社に置いてある荷物と今日運び出した荷物の中から嫁と子供が必要な荷物を選び出し、後日嫁と子供が乗ってくるムーブに積み込み。

今日の手術で皮膚が突っ張った状態なので、本当は安静にしておかなくてはならない右腕。でも荷物の運搬や積み込みに男手は僕一人。そんな事も言ってられず、傷が痛んで難儀しました。

その他にも載せれるだけの荷物をムーブに積み込み、翌日から東京へ行く嫁を友人宅へ送り届け、僕と娘が実家に着いたのは、24日の日付も変わった深夜12時頃。
困惑さすがにくったくたに疲れました。

マンションから眺める夜の風景ともお別れです。


すぐ近所にある道頓堀川にかかる橋からの風景とも。


実家で過ごした2日間は、久しぶりに少しのんびりと過ごす事ができました。
種子島へ行ってしまうと、今までのように簡単に実家へ帰ってくることも難しくなるので、実家にある自分の荷物を整理したり、軽自動車に載せた荷物の積載をやり直したり、友人に会いに行ったりしている内に、2日間もあっという間に過ぎ去ってしまいました。

今これを書いているのが午前1時半ですので、厳密に言えば昨日になりますが、ややこしいので、ここでは今日で書きます。

今日は朝から、実家にある自分の荷物で島へ持っていく荷物の梱包及びチェックをし、昼過ぎに実家を後にしました。
嫁と子供は2日遅れで後からフェリーを乗り継いで島へ行く事になっています。
ですので自分は一人大阪へ帰り、改装中のマンションの部屋で今晩は泊まる予定でしたが、予定を変更し会社の事務所で寝かせてもらう事にしました。

実家を後にする際、父がずっと最後まで僕が乗った車を見送り続ける姿が、ミラー越しに小さくなってゆくのを見ていると、ぐっと熱いものがこみ上げてきました。
外国へ行く訳でもなく、一生会えなくなる訳でもないので、”そんな大騒ぎするほどの事じゃない”と思っていたのですが、やはり今までよりも遠くに離れていく事を思うと、少しセンチな気分になってしまいます。
なんか最近とても涙もろくなってきている自分に気付きます。

そこから親戚のお見舞い、母方のおばあちゃんへの挨拶などを済ませ、病院の予約に合わせて3時前に大阪市内へ。
2週間前に行なった手術の抜糸を行なって頂きました。
2日前の傷の方は、手術当日の腕の酷使にもかかわらず幸い傷口が開く事も無く、お陰さまで回復も順調です。

そこから軽トラと荷物を置かせて貰っている前の会社へ。
社長とその息子そして僕の代わりで入社された社員さんにも手伝ってもらい、残りの荷物を軽トラに積み込みました。

会社には自分が退職してからも、自分達が島へ持っていく軽自動車2台、バイクや自転車、荷物等を今日までずっと預かって下さいました。
今のこの世知辛い世の中で、仕事を辞めていく人間に、そして辞めてからも、ここまで良くして頂いて本当に感謝しています。
こんな素晴らしい会社で働かせて頂いた事を幸せに思います。

今回も前回同様、荷台いっぱいに満載です。

この写真は途中の段階で、ここからさらにロングボードと椅子を積み込みました。
なんとかバイク2台、自転車2台、ラダーやフローリングマット、ロングボードなどなど、全ての荷物を積み込むことができました。

明日はひとまず岡山の友人宅へ向かいます。

最後の夜

  • 2009.03.24 Tuesday
  • 00:14
6年間、家族3人で過ごさせてもらったこのマンションも、今夜が最後の夜となりました。
これまでの沢山の楽しい思い出が詰まった我が家。そこを離れていくのは、少し寂しい気がします。

各部屋&設備の大掃除もほぼ完了し、後残すはトイレのみ。
最初は経済的な理由で自分でする事にしたハウスクリーニングでしたが、結果的には自分でやって本当に良かったと思います。
部屋中を黙々と洗ったり、拭いたり、磨いたりしている時、”あ〜あの時ココであんな事もあった、こんな事もあったな”などと、いろんな思いが頭をよぎり、この家に対しての愛着が溢れてきます。
そして、自分達家族3人のこれまでの感謝の気持ちを込めて、隅から隅まで徹底的に綺麗にしてあげました。

僕の好きな映画監督の一人、ハーモニー・コリンが最近撮った映画に”ミスター・ロンリー”という作品があります。その中で主人公が住んでいたアパートを引き払う時に、ベッドや家具、そして部屋など一つ一つの物に話しかけて”ありがとう”と言いながら部屋を出ていくシーンがあり、映画自体も素晴らしい作品ですが、このシーンにもなにか優しく暖かいものを感じて、自分はとても好きなのです。
今回は自分もそれと同じ気持ちで、心からの”ありがとう”を込めて綺麗にしました。

明日は残った荷物を全て運び出し、とりあえず実家へ引き上げます。



結構な量の荷物を載せるために、島へ持って行く軽トラに、ホームセンターで調達した材料でキャリアというか櫓を組みました。





こちらでは初登場、これからの僕の相棒、平成二年式のミニキャブ号U21。
年式は古いといったって平成生まれだし、走りは抜群ジョギングきびきび良く走るし、クーラーも効くよ。

島へ行くのに先駆けて、もちろんメンテもばっちりグッド
タイミングベルト周辺、ウォーターポンプ、クランク&カムシール、オイルポンプシール、プラグ&コード、クラッチディスク&カバー、レリーズ&パイロットベアリング、バッテリー、オイル、クーラント、サーモスタットにシフトブッシュ、そして下回りの防錆塗装などなど、とりあえず後で問題の出そうな部品は全部交換しました。
荷台の鳥居は元々無かったのですが、解体屋でハイゼット用のものを2500円で調達。
作業ライトも付いてるし、今回のキャリア取り付けにも役立ちました。

この状態で荷台のフロアにバイク&自転車と箱物を積み、上にはロングボード、バイクのラダーレール、フローリングシート、脚立を積み込みます。

↓とりあえず荷台フロアに積みたい荷物↓



パレットの上の物だけでもかなりあるよな〜冷や汗
はたして全部積み込めるのだろうか・・・・???

鹿児島まで1000キロ、頑張って走ってくれよミニキャブくん!!

試験終了

  • 2009.03.22 Sunday
  • 16:11
自動車整備士、2級ガソリンエンジンの国家試験が無事終わりました。

手応えとしては、ほぼ問題ないかと思います。
昨日も、家の掃除をはさみながら一日中勉強鉛筆2
夜中の3時まで過去問題集と格闘してました。
問題集で見たことの無い問題が2問ほどありましたが、それ以外は全てクリアできていると思います。

今こうして試験も終わり、ホッと一息ついていますが、猛烈に眠いです眠たい
この後に、嫁の実家で出発前の焼肉パーティーがあるので、もう一踏ん張り。

全てがタイムリミットぎりぎりで、体力的にも精神的にもしんどい事は多いのですが、でもこうやって一つ一つ関門をクリアして行かなくては、先のゴールに辿りつけません。

島へ家族全員が無事に辿りつく事が、当面のゴールではありますが、そこから新しい生活を始めるところが、同時にスタート地点でもあります。

明後日が娘の終業式。
それが終わると同時に、現在のマンションを引き上げ、数日実家で過ごさせてもらいます。
その後の予定としては、自分は家族より先に、27日に軽トラックにバイクその他を積み込んで大阪を出発。
岡山の友人宅にお邪魔させてもらい、そこから広島の嫁の祖父母宅を経由し、鹿児島〜種子島へ向かいます。

スタート地点まで、あともうひと頑張りジョギング




本文と関係の無い、懐かしの愛車シリーズ No2 XLH883 97



またしても

  • 2009.03.21 Saturday
  • 07:40
冷蔵庫も洗濯機も無い生活も、はや2週間となりました。
まあ、季節に助けられている面はありますが、無ければ無いでどうにかなるものです。
がら〜んとして広〜い部屋も快適ですし。

昨日も僕は嫁と子供が遊びまわっている間も、一人家をスミからスミまで頑張って掃除に励みました。台所も洗面所も、戸袋の戸の表裏、内側も全てぴかぴか
ホームセンターに通うのが毎日の日課のようになっています。
その間にちゃんと勉強もしたしね鉛筆2
自分で”俺って頑張ってるよな”と、妙な充実感おてんき

来週の引越し最終便では、島へ持って行く自分用の軽トラックと、嫁用の軽自動車(ムーブ初期型)の二台に、まだこちらに残っている荷物を積み込み、それを自分達で運転して種子島へ向かいます。

しかしながら、当初の予定以上にまだこちらに残っている荷物が多く、これが果たして積みきれるのか?またもや前回と同じ問題に直面。

とりあえず、軽トラに積み込みたい物
バイクが2台。
ママチャリ、折りたたみ自転車、子供の自転車。
ロングボード1枚、畳の上に敷く6畳間用フローリング、脚立。
その他ダンボールに詰めた家の荷物。
可能であれば、ゴミを修理した電動自転車&スクーター。

”こんなに積めるかな〜”と嫁に話すと”アホみたいにバイクばっかり買うからや”むかっと、取り付く島もなく一蹴されました悲しい

ん〜バッドモノは捨てたくないし、置いていく訳にもいかないし、これは少し考えなければ。



関ヶ原古戦場、薩摩島津陣跡にて。懐かしのV45。
写真と本文は関係ござんせんケーキ



嫁さん

  • 2009.03.19 Thursday
  • 11:31
大阪を離れるまでに残された時間は後一週間。
今のマンションを明け渡すまで5日。
仕事を辞めてからも、済ませておかなくてはならない用事が多く、、毎日バタバタと忙しいジョギング

3日後に迫った国家試験の勉強に加え、ハウスクリーニング、荷物の梱包などなど。
昨日も一日中8時〜8時まで家の掃除に追われていた。
障子の張替え、白木の洗浄&ワックス掛け、フローリング全部屋のワックス掛けなど、いくらでも仕事はある。

そんな僕をよそ目に、嫁は連日友人とランチに出掛け、帰ってきたら子供のDSで遊ぶか昼寝、夜は別の友人と飲み会ピピピ
まったくのお気楽、極楽トンボである。
先日も、嫁が飲み会に行っている際に急用で電話を掛けると、カラオケで酔っ払いながら電話に出て”今から曲が始まるね〜ん”と受話器をおかずにムードワンコーラス。
何度呼びかけても歌いっぱなし。そのまま用件も聞かずにブチっと電話が切れた。
その様子を見ていた僕の友人と子供は、口をあんぐりたらーっ

まあそんなファンキーな嫁だからこそ、夫の移住に文句も言わずに着いてきてくれるのでしょうウィンク

友人に移住話をする度に”よく嫁さんがOKしてくれたよな〜、いい嫁さんやな〜、俺がそんなんいったら離婚やわ”って言われます。
殆ど全ての人に言われるんですが、僕としては・・・・でもねぇ、あれを上手く操るのは大変やねんで〜。
ほとんど放し飼い状態ですからモゴモゴ
まあ、お互い様ですけど冷や汗
子供はそんな両親に振り回されっぱなしですが、お陰様で母親に似て明るく健やかに成長しています。

今日も朝から嫁と子供は石川県の友人宅に2泊旅行へ楽しそうに出掛けていきました。
種子島へ行く前に、遠くの友人を訪問するそうで、来週月曜からは東京へ行くそうです冷や汗

種子島の移住者支援の方にも”奥さんの方が大丈夫”と言われただけの事はありますわ楽しい

賃貸とリフォーム

  • 2009.03.16 Monday
  • 18:33
現在住んでいるマンションは、種子島移住後には賃貸にする事にしました
売却することも考えたのですが、この不況はマンションを売るタイミングとして最悪ですし、長い目で考えると賃貸の方が得かなと。

種子島での賃金は、こちらに比べればかなり低くなりますから、家賃収入があればこの先何かと助かりますしときめき

都会のど真ん中ですので周辺環境はさておいて、不動産屋が言うには、立地的に人気のあるエリアなので、入居者もすぐ見つかるとの事。
そうだと良いんですけどね嬉しい

賃貸にする為には、家の壁紙など汚れや傷みのある箇所は綺麗にしなくてはなりません。
壁紙の張替えは業者に任すとして、その他ふすまや障子の張替え、台所、レンジ周り、トイレ、バスルーム、ベランダ等のハウスクリーニング、フローリングワックス掛けは、時間もあるので自分でする事にしました。
これだけで見積もりから5万円の節約です。

決して自慢ではありませんが、家は普段から綺麗にする様に心がけてますから、ひどい傷みや汚れはありません。
換気扇やらキッチン一体式のコンロも全部バラして綺麗にしました。
そこらのハウスクリーニングなんかより、よっぽど丁寧な作業だと自信ありグッド

とりあえず、今日はふすま6枚を張り替えました。
今はアイロンで簡単に貼れるふすま紙がホームセンターに売っています。
2枚セットで680円だったと思います。
アイロンはすでに種子島へ行っちゃてるので、隣の住人の方にお借りしました。
チョチョイのチョイでふすま6枚が見違えるように綺麗になりました。



こんなに簡単なら、もっと前にやっとけば良かったな。
自分で言うのもなんですが、とても綺麗にできましたぴかぴか

若気の至り

  • 2009.03.15 Sunday
  • 01:38
種子島への移住を決めてから、これまでに沢山の方の御好意に助けられてきましたが、昨日もまた、ある方から大層な御好意を頂きました。

若い頃には誰でも、今考えると恥ずかしくなる様な思い出の一つや二つはあるかと思います。
多少の無茶も馬鹿げた行動も、若さ故に許されるという事もあるでしょうし、恥をかきながら大人になって行くものだと思います。
自分にも、今考えると”穴があったら入りたい”というか地中深くに埋めてしまいたくなる、恥ずかしい思い出が山ほどあります。
それはそれで別に良いのです。が、ただその中に、一生消えない物を肌に刻み込んでしまったという事があり、それへの後悔が、歳を追うごとに深くなっていました。
俗にいうtatooという奴です。

今から16年前、21の時に入れたもので、後先を考えず軽々しくそんな事をした自分が馬鹿なのですが、当時は今ほど巷に出回ってはおらず、その頃好きだった海外のミュージシャン達に憧れて、軽い気持ちで入れたのです。
が、西欧諸国とは違い、ここ日本には刺青は独特の文化として古くから存在し、ファッション的なtatooであろうが何であろうが、世間的には一括りの物としてしか見られません。

温泉大好き、お風呂大好きな自分なのに、スーパー銭湯にも入れて貰えません悲しい
大阪の銭湯では問題ありませんが、旅行などに行っても、隠しながら気を使いながら入浴しても、実際のところ気持ちよさ半減なのです。
先日も、奈良に家族でサイクリングへ行った際に立ち寄った温泉施設で、タオルで隠しながら大人しく隅っこで入っていたのに、客の誰かがクレームをつけたらしく、係員が飛んできて”返金しますから上がって下さい”と言われ、自分一人休憩所で娘と嫁が出てくるのを待っていた時の空しさったらしょんぼり
なんにも悪い事してないのにね。

ホトホト嫌気がさして、島へ行く前にどうにかしなきゃと、ネットなどで除去方法を調べましたが、どれもこれも目が飛び出るほどの金額。
”こうなりゃ自分でやってやる”とハンダごてで焼いたりもしてみましたが、薄くはなるものの綺麗には取れません。しかもかなりの痛みに耐えなきゃならんし。

そんな自分を見て、この間まで通っていた道場の後輩(といっても人生の大先輩です)の方が、助力を名乗り出てくださいました。
その方は、総合病院の整形外科部長さんで、僕の為にいろいろ手を回して頂いて、本当に良くして下さいました。

外来患者で込み合っている中、待ち時間も無く真直ぐに診察室へ通してもらい、自分ごときが本当にVIP待遇で、恐縮の至りでした。
その後約2時間にわたる手術。
大阪を離れるまで時間が無いので、今回は絵柄部分の皮膚を切除して、縫い合わせる方法をとって下さいました。
縫合数にして約50針。傷の痛みも殆ど無く、その後の経過も順調です。



まだまだ完全には取りきれてはいませんが、出来る範囲でやってくださるとの事で、なんとお礼を言えばよいのか。
またしても人の親切に触れさせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

役所の手続き

  • 2009.03.13 Friday
  • 19:11
引越しは一段落したものの、転居、転校、転職に際する事務手続きがまだ残っていました。

仕事を退職したので、健康保険の社会保険から国民健康保険への切り替え手続きが必要となります。
会社へ行って離職証明書に印鑑をもらい、役所から送られてきた書類と、年金手帳、印鑑を持って市役所へ。
保険に関するややこしい説明を聞きながら手続き。
なんでも2月28日退職の保険抹消日が3月1日にして、転居届けの予定日を3月31日にすれば、今月分の保険料は払わなくても良いとの事で、もちろんそうさせて頂きました。
健康保険は管轄が市町村単位ですので、種子島へ行けばまた向こうの役所で手続きをしなくてはなりません。

転居届けは最初4月1日転居予定で提出したのですが、上記保険とのからみで訂正し直し、無事完了。

大阪市での1ヶ月間だけの新しい国民健康保険証も頂ました。



他にも児童福祉手当ての停止手続きや雇用保険の手続きなど、面倒な事が多いです。

全く話題が変わりますが、種子島へ行く前に昨日最後のCD屋巡り。
種子島で音楽ソフトやDVDなどを手に入れるには、西之表のツタヤしか無さそうです。
一応CD等も販売しているようですが、自分好みのCDなど望むべくも無さそうですので、ここは思い残す事の無いように、中古CD屋&大手CDショップを巡って最後に思い切って大人買い。
独身の頃は良くこんな買い方をしたものだ。
給料日には仕事帰りにタワレコに直行して、レジで給料袋を開けるのが習慣でした。
でも最近は月に2〜3枚を中古屋で細々買う程度。



普段なら見るだけで絶対買わない新品CDCDを11枚、DVD2枚。
中古CDCDを5枚、DVD1枚。

ジャズ・ファンク&レア・グルーブ系・7枚
アコースティック・SSW・3枚
ロック・ポップ系・2枚
珍しく邦楽・3枚

普段、J-popとやらは聴かない自分ですが、Salyuにはまって今回3枚まとめ買い。
You-tubeで見た彼女のアコースティック・セットに感動ラブ
なんというセンスの良さと歌唱力拍手

ちょっと散財しすぎた気がしますが、これから島へ行くと、かなり財布の紐がきつくなるので、少しだけの贅沢です冷や汗

引越し5日目&帰阪

  • 2009.03.12 Thursday
  • 12:02
引越し5日目、種子島最終日。
朝からどんよりと曇っています。

今朝は早めに起きて、エルビンと宿のマスコット犬、リンダを連れて近所を散歩。
宿のすぐそばにある、カシミア橋という新しく架橋された大きな橋のたもとから旧道を下り、小さな川に沿って浜へ出て、誰もいない海岸沿いを散歩しました。
東海岸はうねりがあり大きな波が浜と岩場に打ち寄せます。
怖がるリンダを連れて岩場を歩き、波が打ち寄せる岩の先で休憩。
太平洋から次々やってくるうねりと波、それらをばんやり眺めているだけで、心がス〜ッと軽くなっていきます。
浜から見ると、集落のある場所は50メートル位の崖の上でかなりの高さ。
その崖から海へ直接流れ落ちる小さな滝もあり、そんな小さな浜からの眺めだけでもかなりの絶景です。
こんな素晴らしく思い出に残る時間に限ってカメラは持ってないものです。

宿に帰って一息ついた後、オーナーのKさん、校長先生夫妻にご挨拶し、12時前に空になって軽くなったトラックに乗り込み、大阪に向け出発。

船の出航時刻は2時10分なので、時間には余裕があり、またエルビンのリクエストでもあるタコス屋さんで昼食を摂る事にしました。
タコス屋さんに到着すると、ご主人が自家用車の上で何か苦労されている様子。
聞くと、リヤゲートの片側のヒンジが金属疲労で折れてしまい、ゲートがダンパーに押されて収集がつかなくなっている模様。
丁度工具を持っていたので、助力を申し出て、折れたヒンジとダンパーを取り外し、とりあえずゲートが閉るようにしてあげました。
昨日と同じく、メキシカンタコス4個をオーダーすると、ゲートのお礼として、僕達二人にグアバジュース2杯をサービスして頂きました。
おいしいタコスを頬張っていると、引越しの手伝いをして頂いたKさんが、たまたま通りかかって、改めてお礼のご挨拶。

1時過ぎには港に到着。
行きは係りの人にトラックを積み込んで貰ったのですが、今回は自分達で。
はいびすかすは、普通のフェリーのように真直ぐ車両甲板に乗り込むのではなく、車を停めるのは船倉になっています。



定刻通りに西之表港を出航。その頃にはパラパラと雨が降りだし、気温もこれまでの滞在中よりも低く、デッキに立っていても肌寒く感じました。



海上は風が強く波も高く、小雨も降ってなんとなく物悲しい雰囲気。
鹿児島には予定通り6時に到着。
そのまま近くの九州道、谷山I.Cから高速に乗り、8時頃熊本に到着。
荷物も無く、交通量も行きに比べてかなり少ないので、運転はラクチンです。
ここで夕食をとりエルビンに運転を交代。

関門海峡の美しい夜景を見たかった僕ですが、爆睡していて見逃す。
山口に到着したのが夜中の12時前後。
まだまだ運転したそうなエルビンと交代して、岡山、備前S.A3時到着まで自分が運転。

そして午前5時半無事に大阪に到着。
エルビンを自宅まで送り届け、自分は7時半まで車内で仮眠。
自宅に立ち寄り荷物を降ろして、8時のレンタカー屋さんオープンと同時に、長い道中を共にしたトラックを返却しました。

今回の引越しで掛かった概算金額

レンタカートラック代、6万3千円
フェリー代、6万円
宿代総額、1万6千円
燃料代、約2万5千円
高速料金、往復2万円(ETC夜間割引適応)
食費二人分、2万5千円

計、約21万円

となりました。

自分達で安く上げる努力をしても、やはりそれなりのお金は掛かります。
しかし、これをもし引越業者に頼んだとしたら、いったいどれだけの金額が請求されるのか予想がつきません。
トラックだって、今回はあの3tサイズに、ほんと隙間の無いほど詰め込みました。
あのような積み込み方は、引越業者はしないでしょうし、となるともっと大きなトラックが必要になるか台数を増やすかしなくてはならず、高速代、燃料代、加えて人件費、3人として1日最低1万円x4日としても12万円、フェリー代など、元値だけでもかなりのものになるはず。
そう考えれば、やはりかなり安く済ますことが出来たのかなと思います。

この様に無事引越を完了させる事が出来たのは、今回手伝って頂いた多くの方々のお陰だと、家族一同心より感謝しております。

積み込みを手伝ってくれた大阪の友人達。
種子島での積み出しを手伝って下さった移住支援のIさん、Kさんと知り合いの方。
無理な要望を快く聞いて下さった校長先生ご夫妻。
Blue oceanオーナーのKさん、バイクを貸して下さったUさん。
そして最後に、島まで同行してくれたエルビン

本当にありがとう御座いました。
心からの感謝を込めて。



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