われは海の子黒潮の子、浦田遠泳大会

  • 2011.07.28 Thursday
  • 22:54
 毎年、伴泳者として参加し、今年で3回目となる『われは海の子、黒潮の子』浦田遠泳大会。

わが娘も5年生になり、練習の甲斐あって今年は参加できる運びとなりました。
我が子と共に遠泳に参加できるという、この幸運に感謝。
最高ですね。素晴らしいイベントです。

僕はと言えば、結局前日のダメージが残り足が痛くて、泳げない事はないけれど無理をせず、今回はロングボードでの伴泳となりました。
しかしながら、大会運営側としてはレスキューできるサーフボードでの伴泳の方が好ましいようで、結果オーライ。

当日は朝からピーカンの快晴。絶好の遠泳日和。

僕は一足お先に、カブに板を積んで出発。
現地までの道のりは、思わず『夏だ〜!!』と叫んでしまいたくなるほどに、青い空と青い海が気持ちよかった。
昨日10時間かけて歩いた道のりを、今朝は40分で到着。文明の利器は凄い!

現地に集合後、準備体操&注意事項その他のレクチャーをし、出発地点に向かいます。
ちなみに前で喋っているのが、今年の大会運営委員である、娘の担任の先生。



水は暖かく波も穏やか。
うちの学校の出発はいつも最後。
まあ、あせらずのんびり完泳を目指しましょう。



出発地点の漁港から、浦田海水浴場エリアに入り海の底が砂に代わると共に、水の色はエメラルドグリーンに変化し、とってもとっても透き通って美しい水の中には、たくさんの魚が泳いでいました。
子供達は口々に『綺麗〜、魚がいるよ』と楽しんでいる様子。

わが娘も全く怖がることなく、泳ぎを楽しんでいるのを見て、『種子島に来た甲斐があった』と、親としての思いもひとしおでした。



出発から約1時間、みんな頑張って泳ぎ切り、一人の脱落者もなく無事ゴールしました。








この後僕は仕事へ(泣)、子供達はこのまま海遊び。焦げてますよ。

歩こうわい

  • 2011.07.27 Wednesday
  • 21:44
 9日間の種子島滞在を終え、アズマさん御一行様が本日帰路につかれました。
もうそろそろスイートホームへ到着の頃かな?
楽しい思い出、たくさんありがとう御座いました。
また遊びに来てくださいね。

そんなアズマさん達と共に、今年も参加しました。
『歩こうわい』
娘の小学校を午前5時にスタートし、一路島の北西部にある浦田海水浴場を目指して歩きます。
今年のコースは、途中に島でも屈指の絶景ポイント、天女ヶ倉を超えて島の反対側へ抜けるという、例年にないハードなコース設定。

前日まで波乗りのし過ぎで、全身筋肉痛。
特に太ももの内側を痛めていたので、翌日の遠泳大会もあることだし、無理は禁物。

まだ薄暗い中、小学校前をスタート。
ひんやりとした朝の空気を胸に吸い込み、朝日を浴びながら、テクテクと歩きます。
皆が思い思いのスピードで歩くので、隊列はかなりバラバラ。

ゲンちゃん、こぶちゃんコンビも頑張って歩きました。




途中アイスクリーム休憩。まだこの時点で朝8時半。
もうすでに、足がおかしくてこの先の不安がよぎる。


この先、天女ヶ倉の頂上を目指してきつい登りが続く。
今回初めて天女ヶ倉に登りましたが、頂上からの眺めは、眼下に太平洋の大海原を見下ろす180度の大パノラマで最高でした。
頂上で記念撮影。



予定通り昼前にアッポーランドへ到着。
大人はみんな弁当喰って爆睡。
子供達は遊具ではしゃぎまわる、その元気はどこから出るのか??
距離と共に僕の足は内ももの筋がキーンと突っ張り痛みが酷くなってきた。
だけどここまで来たら、車になんか乗りたくない。
明日の事を考えると無理しちゃいけないんですけど・・・・

ここから先がしんどかったな〜
休むと歩きだしがしんどいので、最後は休憩地にもよらず、おかげでトップに躍り出て、ミホとサヤカと共に黙々とゴールを目指して歩く。
そして午後3時、ゴール地点の浦田海水浴場に到着。
みんな頑張って歩きました。



4時半まで海水浴!!ってそんな元気ないぞと思ったら、冷たい海水が気持ちよかった〜
けっこうはしゃいでしまいました。

打ち上げのビールが美味かった!けどさすがに即撃沈でした。




アズマ家、ラストナイト!

  • 2011.07.26 Tuesday
  • 22:18
 ラストナイトは、焼肉でーす。
皆で、アヒル口に、裏ピース???何のおまじないか?

あっという間とは、このことだ。
8泊の間、色々楽しいことがありました。
それは後々アップします。
明日は、お別れです。
すこーし寂しいですが、また逢う日を楽しみにすることにします。


台風一家いらっしゃ〜い

  • 2011.07.23 Saturday
  • 20:45
 台風が通過した翌日、まさか飛ぶとは思わなかった伊丹〜種子島便。
その日は関西〜鹿児島、鹿児島〜離島便が軒並み結構になっていた中、なぜか伊丹〜種子島便のみが根性で飛びました。

その飛行機に乗って、石川からはるばる種子島へやって来てくれた、アズマ家の皆様。
会社で見た昼のニュースでも欠航便のニュースばかりだったので『まさか今日は来てないだろうな〜、明日の便になっちゃうか』と思っていたのに、家に帰ったら皆がいてびっくり。

それはそれは恐怖のフライトだったようですが、まあ無事に到着して何よりでした。
前日の便は種子島まで飛んで来たのに結局着陸できずに伊丹へ引き返したから、機長の機内アナウンスにも『意地でも着陸してやる』と気迫を感じたらしい(笑)

台風と共にやってきたアズマ家の皆様。
毎日毎日、海三昧で楽しんで頂ければ幸いです。



迷走する台風6号さんのお陰様で、こちら種子島は最高の波が続いております。
家の近所のマシーンブレイクもメッチャいい波が連日入っています。
もう波乗りしすぎで身体がバキバキですわ。
火曜日の一番波がでかかった日には、島に来てから一番のサイズの波に乗ることが出来ました。
それと共に久しぶりに死ぬかと思うワイプアウトも経験。
まさに天国と地獄ですね。
その日の夜はアドレナリン全開&耳と体が痛くて眠れませんでした・・・・

明日の日曜日は、恒例の『あるこう会』
今年から『あるこうわい』と名称を変えて、安城から浦田海水浴場まで27キロを歩きます。
今年は途中に天女ヶ倉登攀があり、例年にも増してハードな内容になりそう。
うちのゲスト、アズマ家も参加で歩いて頂きます。

そして月曜日は西之表市の『われは海の子』遠泳大会
今年も僕は伴泳で参加します。

でも体力的に今週はかなりハードです・・・

台風が来ております!

  • 2011.07.18 Monday
  • 20:16
 今夜あたり、台風が種子島に急接近か!!
明日、小松よりアズマ家が来島予定ですが大丈夫かな。かなり心配です。

 夫の待ちに待った連休は、残念ながら雨雨雨。
台風の影響で波は、日曜日はトホホ、今日は問答無用の荒波です。
今朝から一日中、家の中でギターを弾いたり、音楽を聴いたりと、それなりにのんびり満喫している夫。とりあえずは、休日を満喫したか?

 さて、だんだん風と雨が激しくなってきました。
庭の野菜たちが心配です。
 ヤギのホイップもかわいそうに屋根がありますが、風で雨が吹き込んできて濡れていることでしょう。
 軍鶏も夫婦も今夜は、同じく雨風が吹き込むので、小屋から出して、軒下で雨宿りさせてます。

 愛犬こぶんは、相も変わらずベッドでのんびり寝てます。

種子島に被害が無いように祈るものの、心配です。

大丈夫かな?

  • 2011.07.17 Sunday
  • 20:10
 待ちに待った連休。しかも行事も予定もなし。

これが過ぎると、またしばらく週末行事が続く・・・・

それはさて置き、でかいのが近づいてきています。
超大型で非常に強い台風6号、またもやどんぴしゃで種子島は射程圏内です。
今回のはちょっとやばそうですね。

連休は海三昧を予定していたのですが、今朝の時点で東海岸は全面クローズ。
近くのポイントも、馬鹿でかいうねりが打ち寄せて湾内真っ白け。
諦めきれずに朝一から西側〜南種子までカブに板を載せてサーフコミング。
しかしながら西側は東と反対に小さすぎてどこもダメ。
昼から水浴びがてらに一応入りましたが、風が入ってサイズもいまいちで不完全燃焼。クソ〜
今日一日で腕と顔が真っ黒に日焼けしました。でもバイク焼けですけどね。

19日に来島予定だった石川県の友達家族ですが、このまま予定通りに台風が進めば、その影響をもろに受けそうな感じになってきました。
予定の変更を余儀なくされるかと思いますが、とにかく気を付けて来て頂ければと思います。

自給・・・かな。

  • 2011.07.12 Tuesday
  • 19:51
 旦那のまじめーな話とは打って変わり、私は軽〜い。

今日、娘の遠泳大会に向けての練習が近所の立山港で行われた。
昨日も同じ場所での遠泳練習中、隣の防波堤で釣りをしている人がいた。

・・・ゆえに今日私は、釣り道具を持参。
仕掛けは、昨日チェック済み。カマスのさびきつりである。
えへへ、昼間に仕掛けを購入済みよん。

 写真を見よ!

 なかなかではないだろうか・・・
と、自己満足。

 小っちゃいけど、家族にどう料理してほしいか聞くと、旦那は、ママが捌くから、ママの好きにしたら?と。

 娘が、から揚げか天ぷら!と言うと、旦那が
 「ぼくらが捌くんじゃないから、いろいろ言えないよ・・・」と珍しく言う。
そして、結局のところ、皆でから揚げが食べたいという話になり、から揚げにして食べたしたとさ。

写真は、食べてから、撮り忘れたことに気が付きました。

めちゃめちゃ美味いのは。言うまでもない。

揺れる馬毛島

  • 2011.07.06 Wednesday
  • 20:50


 今、種子島そして隣の馬毛島が大きく揺れている。

島の将来、子供達の未来に関わる大きな問題が、突如空から降って下りたが如く浮上してきた。

種子島の沖合、11キロに浮かぶ無人島、馬毛島。
その島が、米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)候補地として、6月21日にワシントンで開催された、日米安全保障協議委員会(2プラス2)において、日米共同文書に明記された。



太古の昔から種子島の属島として存在する、総面積8,4平方キロの小さな島には、かつて豊かな緑と自然が存在し、この島でしか見られない固有の動植物達と共に漁業を営む人々も暮らしていた。

その島が昭和50年代に無人島となって以降、土地投機や、バブル期に計画された無軌道な開発計画(核廃棄物中間処理施設誘致、宇宙往還機、発着基地計画)等の犠牲となり、島のほぼ全域が銀行の所有となる。
その後銀行から土地の所有権を買い取った、馬毛島開発(現タストンエアポート)による目も当てられないような乱開発を受け、現在、島はかつての美しい姿を大きく変え、沖から見える島影が変わるほどに山は削られ、島を南北と東西に貫く2本の滑走路が痛々しい姿を晒している。

今夕、西之表市民会館において『馬毛島、FCLP基地問題を考える学習会』が開催され、米軍基地のある山口県岩国市の市議会議員による『岩国基地に見る米軍基地の現状と問題』と題する講演があり、自分も仕事の後参加して来ました。

岩国と種子島では、地理的にも状況的にも異なる部分が多々あるかと思いますが、基地のある町の現状と問題点、特に騒音、治安問題、そして国(基地)からの給付金や助成金に依存しなくては立ち行かなくなる自治体行政の問題等、非常に参考になりました。

これから先、国は了承を得る為に『アメと鞭』を上手に使い分けて、あの手この手で迫ってくるでしょう。
候補地報道、防衛副大臣の来島以降、島の人達の様子を見るともなく伺っていますが、市長、行政は現状『断固反対』を掲げています。
その他の一般市民に関しては、傍目を気にして容易に本心を見せない人が多い中で、声高に反対を叫ぶ人は少ない様に感じます。
『米軍や騒音が来るのは嫌だけど、その代りに島にお金が落ちるのなら、ねえ・・・』というのが殆どの方の意見ではないでしょうか?

とにかく種子島の経済的な現状というのはまったく酷いもので、農業以外に主だった産業もなく、補助金頼みの公協事業も潰えて久しく、失業率は10%に届かん勢い、年間平均所得は150万円に満たない。
そして過疎に苦しみ、子供達は高校を卒業すると、95%以上が島外へ出る。
そういった非常に厳しい現実がある。
そこに国からの莫大な補助金にインフラ整備、基地関連雇用等のアメをぶら下げられると、どれだけ持ちこたえられるのか、島民の様子を見ていると、かなり疑問である。

自分個人の意見としては、絶対に米軍も基地も来てほしくない。
この豊かな自然と海、静かで美しい環境を未来にも残していって欲しい。
基地が出来れば、経済的には多少は潤い、島の人口もそして仕事も増えるかもしれない。
だけど昼夜を問わず戦闘機が空を飛び、基地関係者で賑わう夜の街など見たくもない。

とにかく一度了承すれば、もう後には戻れないし戻らない。
その後は、なし崩し的に訓練や基地の使用範囲が拡大し、最終的には大規模な米軍基地施設として使用される様になるのは、火を見るよりも明らかだ。

今の日本の繁栄と安全保障が、アメリカの軍事力と共にあるのは理解している。
この先、中国が経済力、軍事力共に大国化してゆけば、その関わりはこれまで以上に重要になってくるのも理解している。
そしてその負担の大半を、沖縄県が負わされている理不尽さも解消すべきだと思う。
国際的な力関係、いや人間同士の関係というものが、決して博愛主義的な綺麗事だけでは済まされないという事も、悲しいかな現実なのだ。
そういった事は頭では理解していながらも、実際に基地問題を己の目の前に突き付けられると、それに対する拒絶反応はいかんともしがたいものがある。

基地のある島には住みたくない。

とは言いながら、島の現実を実感として見ていると、自分の様なよそ者が『反対』と声高に軽々しく口を挟むのも、どうなのか?とも感じてしまったり。

自分に残された道といえば、基地の完成と共に、ひっそりと島を去るしかすべはないのか・・・

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