破損

  • 2012.02.27 Monday
  • 20:40
 桜といえば入学式と花見、と相場は決まっているはずですが、種子島ではもう桜が咲きほこっています。
こちらでは梅も桜も一緒に咲くので、よそから来た人間としては、なんか季節感がおかしい。
それにココの人達は桜の花が咲いても誰も特に喜ぶ様子もなく、花見をする習慣も無いので、ひっそり満開になりそして散っていく可哀相なもの。
まあ1年中何かの花が咲いているので、今の時期に桜が咲いたからといって何の感慨も無いのでしょう。

先週あたりからスギ花粉も飛び始めたようで、花粉症の嫁は目がかゆいかゆいとぼやいています。
他は図太いくせに、そんなとこだけ繊細みたいですな。
種子島にもスギ花粉?と思われるでしょうが、植林された杉が島のいたるところにあるのです。
とはいっても、周囲は海ですし都会の様にコンクリートの上を舞い上がる訳ではないので、大阪にいた頃に比べれば軽いみたいです。
僕は花粉症ではないので、全くわかりませんがね。

昨日、小雨が降る中を歩きながら、嫁に電話をかけようと片手に携帯電話を持ち、呼び出し音が鳴っている時に階段を降りていると、見事に足を滑らせてすっころんで尻餅をついた。
携帯を持ちながら手をついたもんだから、開閉式の携帯電話の液晶画面側が吹っ飛んで、真っ二つに折れた。
ダイヤル側と画面側と二つに分かれた携帯を見ながら呆然としていると、ダイヤルボタン側の半分からプルルルルと着信音がなったので、嫁からだろうと取ったけれども当然相手の声は聞こえず・・・失笑

普通ならすぐ近所の携帯屋へ行って新しい電話に変えるところだが、僕達夫婦が使う携帯はJALマイレージホンとかいう嫁が契約したもので、回線はauらしいが会社は違い、普通のauショップで簡単には機種を変更したりできない。
なのでこういった事態ににどう対応すればよいのか分らず、それが原因で嫁と険悪ムードになったのだけれど、しばらくしてから『こんなことでイライラするなんて、俺、携帯に使われてるわ』とアホらしくなり、すべて嫁さんに任せることにした。

一度便利なものを使いだすと、それがなくなると不安になったりして、なんか依存してるな〜と感じるのですが、実際には携帯電話が無くたって別にどってことない。
仕事で必要なければ持ちたくもないし、逆にせいせいするやろね。

次の携帯はメールも写真も必要ないので、高齢者用の超シンプルな奴を希望です。
しかし電話帳のメモリーが全部飛んでるのが痛いな〜

山鹿探訪

  • 2012.02.20 Monday
  • 22:26
 そろそろ辺りも薄暗くなってきた夕方5時半、田原坂を後にし熊本県北部に位置する山鹿へ。

なぜ山鹿へ行こうかと思ったかというと、『飛ぶが如く』に何回かその地名が出ていたから。
というだけの、あやふやな理由で、特に何の前知識もなく行ってみましたが、この山鹿の町が非常に素敵で印象に残りました。

山鹿は熊本から北九州小倉を結ぶ豊前街道の第一の宿場として栄え、そして往時の面影のある古い街並みが今も残ります。
それと共に、平安の頃から『山鹿千件たらいなし』といわれるほどの豊富な湯量を誇る温泉郷としても知られています。

僕が訪れた11日は、2月の毎週金、土曜日に開催される、山鹿灯篭浪漫『百華百彩』というレトロな街並みを手作りの灯篭で飾るイベントが行われていました。



ちょうど黄昏時を迎えた小さな町の中心部では、そろそろ灯篭に明かりが点きはじめ、このお祭り目当ての観光客が通りを散策しています。



人の多さも多すぎず少なすぎずで、この日は夜になってぐんと気温が下がりましたが、ほのかな灯りと、お祭りを楽しむ人の賑わいが、人混み嫌いの自分にもとても心地よく感じました。




しばらく辺りを散策し、少し身体も冷えてきたので、地元の人に近くにある公衆浴場を教えてもらい、そのまま歩いて風呂へ直行。
見た目は普通の銭湯でも湯はかけ流しの温泉で、入浴両150円。なんとも贅沢な話です。
ちょっとぬるめのお湯ながら『え〜湯やな〜』と地元の人に交じって風呂に入りながら、『さて、今晩どこ泊ろかな〜?』と考える。

風呂から上がって、このお祭り用の臨時観光案内所で、近所の宿のリストをもらい、寝るだけなので安そうな雰囲気の名前の宿を選んで上から順番に電話。
やはり祭りのせいかけっこう混んでいるらしく、3軒断られて4軒目で今夜の宿が決定。
とりあえず宿にチェックインして荷物を部屋に放り込み、フロントのおばちゃんに『この辺でおすすめの安くて腹いっぱいになる飯屋教えて』と尋ねると、近くの天ぷら屋を教えてくれました。

安くてボリューム満点の天ぷら定食で腹を満たし、風呂も入って腹も満腹のその足で『八千代座』で8時半から開演の『山鹿風情物語』を観賞。
勇壮な『山鹿太鼓』と『山鹿灯篭踊り』の静と動の競演。
ちなみにこの『八千代座』国の重要文化財なのです。



この『八千代座』、重要文化財に指定されるだけあって、その造りも雰囲気も素晴らしいのひとこと。
そしてその小屋で実際に舞台が見れるなんてこれまた最高。



1時間20分の公演で、全席自由500円。
外の寒さを吹き飛ばす様な、力強い太鼓と笛の演奏に、観客もやんややんやの大歓声。
ほっこりとした抽選大会のあと、繊細な紙細工で作られた金灯篭を頭に飾った女性達が織りなす『山鹿灯篭踊り』
舞台の上に幽玄な世界を魅せてくれた、この灯篭踊りが良かった〜。
うっとりと見入ってしまいました。日本女性の美を思わず再認識してしまいました。

舞台終了後は太鼓奏者と踊り子さん達が小屋の外でお見送り。
断然人気の踊り子さん達。
僕もほんとは隣で写真撮りたかったけど、小心者です。



この『山鹿風情物語』のイベントは、地域のお店や地域住民の方々が協力し、太鼓奏者も灯篭踊りの演者も全て地元の人達の協力で運営しているそうです。
こうやって皆が力を合わせて、地元を盛り上げ地元山鹿を愛する姿勢にとても感銘を受けました。


最初からガイドブックで調べて出発するのではなく、ふと立ち寄った何も知らない場所で、予期せぬ素敵な出来事に出合う。
これもまた旅の醍醐味ですよね。







田原坂

  • 2012.02.17 Friday
  • 20:23


 熊本までの列車の道中、到着してからの予定をどうしようかな〜と、ぼんやり考えていた。

到着時刻が午後3時前だったので、このまま熊本市内&熊本城あたりを散策し、市内泊にするのがスケジュール的には楽チンで妥当。
若しくは、到着後すぐに田原坂方面まで走ってしまおうか、などと考えるも結局まとまらないままに熊本到着。

結局は熊本駅でレンタカーを予約していたので、そのまま市内をうろつくには車が邪魔だし無駄になるので、とりあえず田原坂方面へ向かうことにしました。

熊本市内から田原坂のある植木方面へは、車で約1時間。
家から持参した九州道路マップで大体の場所を把握し、主要幹線道路である国道3号線を北上します。

休日の夕方、熊本市内から郊外向けの道路は思っていた以上に混雑していて走りにくい。
窓の外の景色は、取り立てて見るものもなく、どこにでもある郊外の幹線道路沿いの風景。
こういう幹線道路沿いの風景は、日本全国どこへ行っても似たり寄ったりで、ほんとつまらない。

面白味のない道路をしばらく走ると、もうその辺りが西南戦争で激戦地となった植木周辺。
なんとなく自分が思い描いていた風景と、実際の景色のギャップが大きくて、今自分がその地にいるのだという実感が湧かない。

植木市街に入る前に国道3号線を左折。時刻は4時を指そうとしている。
空は相変わらずの快晴で雲一つなく、太陽はそろそろ傾きかけて、正面に見える山の影へ隠れようとしている。後で知ることになるのだが、その正面の山が三の岳と呼ばれる山で、その麓にある峠が田原坂と共に激戦地となった吉次峠で、薩軍1番大隊長、篠原国幹が戦死した場所。

目的地である田原坂はもうほど近いはずなのだが、住宅地が続くだけでそれらしき風景にならない。
運転をしながらひょいと目をやると、『田原坂ニュータウン』の文字が目に飛び込み、思わず『ニュ、ニュ〜タウンって!』 と声を上げてしまいました。 
田原坂という地名を聞けば、僕の中では凄惨な古戦場以外何物でもないのだが、その名詞の後に幸せな一戸建て家族のニュータウンとは、いきなり足もとをすくわれた様な気分。
感覚的には『メゾン203高地』みたいな語感やな。

とにかく気を取り直して車を走らせると、しばらくすると小高い丘陵地帯に入り、民家も途切れしんとした雰囲気に変化し、道案内の看板に史跡関係の標識が多くなってきた。

午後4時過ぎ、田原坂到着。

休日とはいえ、夕方になり殆ど人気のない田原坂公園。



静かな公園に、記念館が流す『雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂』の唄だけが響いています。

田原坂はその昔に加藤清正が造ったといわれる、西南戦争当時までの熊本と北部をつなぐ唯一の道路で、両側を深い谷に挟まれた丘の尾根沿いを、凹にくりぬいて造られた道路で、当時の武器や戦闘方では、守る側には都合よく攻める側にとっては非常に難儀な場所でした。



記念館をさらっと流し見してから、まだ日も高いので実際に田原坂を歩いてみる事にしました。

坂は下から一の坂、二の坂、三の坂とあり、記念館があるのが坂の頂上。
昔は唯一の道路だった田原坂ですが、現在では殆ど車も通らず、ましてや歩くものなどいません。



頂上から登り口まで、ぶらぶら歩いても20分程度。
たったこれだけの距離の坂なのに、官軍薩軍双方合わせて4000人近い死傷者を出す凄まじい戦闘があったとは、現在の静けさからは想像もつきにくい。



そしてその静けさと、何もなさが非常に印象的で、まさに『国敗れて山河あり』の心境。
写真では明るく映っているが、実際には鬱蒼と生い茂る樹木で薄暗く、車も人通りも無く、多くの血が流された場所で、夕刻も迫って薄気味悪いほどだった。

坂を下り切ってから、記念館のある上に戻る途中、突然ガサガサッとすぐ側の樹木の間から音がして、飛び上るほどギョッとした。
音のした方を見てみると、そこには大きな野生のイノシシが2頭じっとこちらを見ていた。
種子島で野生の鹿は見慣れているが、イノシシは初めてで、突っ込んでこられたら怖いので、そ〜っと刺激しないように離れました。

たかがイノシシがいただけでもこんなにビビったのに、この森の中に薩摩最強軍団が潜んでいる中を、1列になって登って行った官軍兵士の恐怖はどれ程だったろうかと思いを馳せた田原坂歩きでした。

相変わらず雲一つない夕暮れのもと、西に見える三の岳の後ろに日はかげり、今はのどかな風景となった昔の激戦場を眺めながら、この後の予定を考え、『山鹿方面にでも行ってみるか』と、桐野利秋が陣地をおいた山鹿を次の目的地と決めました。





鈍行列車で熊本へ

  • 2012.02.15 Wednesday
  • 20:37
 40になっても、楽しみな行事の前日の夜は未だにワクワクしてよく眠れず、目覚ましが鳴る前に必ず目が覚める。

出発前日の誕生日の夜は、家族と友人家族がささやかな誕生祝の宴を開いてくれて、みんなで楽しいひと時を過ごし、11時半に会がお開きになってから、やっとこさ翌日の列車の時刻や旅の漠然とした計画を立てたり用意をしたり、床に就いたのは普段よりかなり遅い12時半。

7時発の高速船に乗る為に、目覚ましは5時半にセットしていたが、いつも通りワクワクして眠りが浅く、5時前には目が覚めた。
家族&ワンコは全員爆睡。軽く朝食とコーヒーを飲んで、まだ夜も明けきらぬ6時過ぎに家を出発。
天気はあいにくの雨模様。車に積んでいたビニール傘を荷物になるけど持っていく事にした。

高速船に乗船したとたん、強烈な睡魔に襲われ爆睡。普段8時間は必ず眠る人間が、4時間半しか寝てなかったから当然か。

8時30分、定刻通り鹿児島港着、桜島がその雄大な姿を朝日に照らされて、種子島での雨が嘘の様に雲一つない快晴。なんか狐につままれたようで、リュックにぶら下げた折り畳み傘が虚しい。
乗車予定の鹿児島中央発、普通列車の発車時刻は9時40分。時間はたっぷりあるので、普段は市電やタクシーに乗るところをブラブラ歩いて行くことにしました。
祝日の早朝に鹿児島市内を歩いているだけで充分に旅気分。



港から鹿児島中央駅まで30分。鹿児島のメインターミナル中央駅は、さすがに連休初日の朝とあって、新幹線の切符売り場は長蛇の列。
その人混みを尻目に、それとは逆に人もまばらな在来線ホームの改札を抜け、乗車予定の鹿児島中央発、国分行2両編成の普通列車に乗り込みました。

鹿児島から熊本への列車ルートは、薩摩川内、阿久根周りで肥薩オレンジ鉄道で行く西海岸ルートと、隼人、人吉、八代を結ぶJR肥薩線ルートがあります。
今回自分が選んだのは、後者のJR肥薩線ルートで、目的地熊本まで鹿児島中央〜隼人〜吉松〜人吉〜熊本と、計4列車、3度の乗り換えが必要となります。

最初に乗った列車は、自分の期待とは裏腹に郊外型の普通の電車(とはいっても大都市圏では見られなくなった古い車両ですが)、特に面白味も無く、ただ朝日に照らされた錦江湾と桜島がとても美しかった。

30分ほどで隼人駅到着。



ここで、肥薩線に乗り換えます。ここから先は非電化区間。
そして折り返しでやって来たのが、僕の期待通りの1両の気動車。



このローカル具合がたまりませんね〜。これで色が旧国鉄色だったら言うことなしなんですが。
気動車というのはディーゼルエンジンを動力とする列車で、都会では一般的なモーターが動力の電車とは違います。
電気で動くのが電車。その他は列車。

隼人駅を出るとすぐに列車は山間部に入り、のんびりゆっくり大儀そうに坂道を登って行きます。
ガラガラとディーゼルエンジンの音が賑やかで、電車の様に静かではなくスムーズにも走りませんが、それがまた有機的でいいんですよね〜。

ローカル線で1両編成なので、車掌さんもいないワンマン列車。
電化されていないので、当然架線も無く、それを張る為の電柱も無いので、線路と外部の距離が驚くほど近く、木の枝などが車両に触れそう。
トンネルなども窓のすぐ側が壁で、手を伸ばせば確実に届く。

車内は親子連れや部活へ行く学生など地元の人ばかりで、列車同様のんびりした空気が流れています。

途中停車する駅も、駅舎が古色蒼然として趣がありました。





吉松〜人吉の区間は、しんぺい号という観光列車に予期せぬ乗車。




その時に知ったのですが、肥薩線の中でもこの吉松〜人吉の区間は、高原を走る勾配のきつい区間で、全国的にも非常に珍しいスイッチバックやループという蒸気機関車の時代からの急勾配を登るための手段が残っている区間で、それを目当てに全国から鉄道ファンや観光客が集まるそうです。

僕の場合は、たまたま乗り継ぎでこの列車にあたったのですが、ここまで乗って来た列車とは雰囲気が全く違い、乗っている乗客の殆どは、この『しんぺい』号に乗るために来ているのは明らか。
車内には女性の車掌兼ガイドさんが3人もいて、それぞれ乗客サービスに余念がない。



車内もレトロ調で展望カウンターもあり良い雰囲気。
ただでこんな列車に乗れるなんてラッキーと喜びながら、発車前の車内で今買った駅弁を食べようと思っていたら、『お客様、指定券はお持ちですか?』と優しくガイドさんに尋ねられ、対面シートは全て指定席と判明。
車両の隅っこに3人掛けの通勤シートがあって『あそこは自由席です』と食べかけの駅弁と共に追いやられる。
そこには僕と同じように、ぬか喜びの後ここへ追いやられて来た悲しげなおっさん3人が狭いシートに横向きに並んで窮屈そうに座っています。
しばらく通勤シートにもたれ、なんだかな〜な一時を過ごし、ここまで来て横掛け通勤シートも悲しすぎるので、さっきのお姉さんに『まだ指定券残ってますか?』と尋ねて、残り少ない指定券を購入。めでたく対面シートの1席をゲットしました。

この肥薩線、吉松〜人吉間は、最高地点の矢岳駅が537m。高原を走り21か所のトンネルと、山肌をジグザグに上り下りするスイッチバックや、山をぐる〜っと一周しながら駆け上がるループ方式などの珍しい形態の線路と、日本3大車窓の一つといわれる素晴らしい風景が鉄道ファンや旅行者の目を楽しませてくれます。



車窓から眺める霧島連山。

日本でも唯一ココだけ。
ループとスイッチバックが連なる大畑駅。写真の真ん中が駅。



撮影の地点からぐる〜っと右回りに下って赤→の線路に入り、進行方向が変わってオレンジ←に進み駅に進入。出発時にまた進行方向が変わって緑→の線路で出ていきます。

雄大な景色を堪能した後、人吉駅に到着。



ここから目的地熊本までは、時間の都合もあり人吉発熊本行、特急『くまがわ』に乗車。



鹿児島から200円の切符しか持ってなかったので、車内改札時に精算。
先頭車両の1番前の席に喜んで座っていたため、車内改札も1番。
いきなりの訳わからん切符に女性車掌の目が点になってました。
2両編成の車内改札などすぐ終わる予定だったはずが、僕の精算が思いの外手間取って、終わる頃には次の停車駅が近づき、そそくさとアナウンスに戻って行きました。

ラフティングやカヌーでの川下りが有名な、急流球磨川。



球磨川に沿って列車は走り、八代に近づいた頃、これまでの山がいきなり開けて八代平野。
そこから熊本まで打って変わって広〜い平野をひた走り、熊本には2時45分定刻に到着。



鹿児島中央から熊本まで、一部特急を利用しても、約5時間。
新幹線だと40分。えらい差やな〜。

旅はまだまだつづく。

40歳、田原坂へ

  • 2012.02.13 Monday
  • 19:38
つい先日、40歳の誕生日を迎え ました。

信長が好んだ『人間50年、下天のうちを比ぶれば、夢まぼろしの如くなり。』ではありませんが、あっという間に40歳!!になってしまいました。

時は戦国の世ではなく、医学の進んだ太平の現代に生きる吾身ではあります。
単純に平均寿命から考えてもそろそろ人生の折り返し地点に差し掛かっている事は間違いないのですが、実際に体力的にも精神的にもほぼ今まで通りに活動できる期間はあと20年前後なのかな?などとふと思ったり。

過去の20年を振り返ってみても、あっという間の20年だったわけで、そう考えるとこの先の20年なんて、それ以上に速いのは目に見えている。
未来の事など判るはずもないですが、もしかすれば80近くになっても元気でいられるのかもしれないし、あるいはその逆も考えられる。

年老いてから若い頃の夢を叶えるだけの時間と経済力を持てたとしても、体力も気力も衰えていたのではなんとも虚しい。

そう考えると残された時間はあまり長くない。
身体も心も元気で、命の光が輝いているうちに、やりたい事をやっておこうと最近そう思います。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



誕生日の翌日、土曜日が祭日のため連休となりました。
普段から土曜日が休みの方には、なんともバカらしい祭日でしょうが、土曜日も仕事の僕にとっては貴重な連休。

直前まで特に何の予定も入れてはおらず、『天気も良さそうなので久しぶりに飛行機でも飛ばそっかな』などと考えていたのですが、前日の金曜日の仕事中に突然思い立って、以前から行きたい行きたいと思いながら未だ果たせていなかった、西南戦争史跡巡りに出かける事にしました。

こちらへ来てから、とんとご無沙汰の『ふと思い立ってのふらり旅』
休みも少なく、連休といえども行事やなんやと予定が入るので、なかなか果たせなかった九州旅行へ、短い日程ながらも行くチャンスが巡って来た。

そうと決めれば早速嫁に電話して『明日から熊本行ってくるわ』と告げ、嫁の承諾を得て、そこから仕事をしながら頭の中で旅程をあれこれ考える。

1泊2日の短い日程なので、目的地は欲張らずに、田原坂とその周辺と漠然と決定。
熊本までの移動手段は、速いのは新幹線、便利なのは鹿児島にてレンタカー。
なんですが、急ぐ旅ではなく旅情はしっかり味わいたいので、上記2つの手段は面白味も旅情もへったくれもないのでパス。

せっかくなので、これも以前からやりたいと思っていた、ローカル線鈍行列車の旅で行くことにしました。

さすがに熊本から先は車がないと不便なので、熊本駅にあるレンタカーの手配と、翌朝の高速船の切符の手配をし、帰宅後にだいたいの列車の時間を調べて出発となりました。

つづく

  

寒稽古

  • 2012.02.06 Monday
  • 19:03
 昨日の日曜日は、極真会館鹿児島支部、寒稽古に参加してきました。

種子島からは大人5人、子供一人(わが娘)が参加。
『行きたくない行きたくない』と、ブ〜たれる娘も強制参加。

朝一便7時の高速船で鹿児島入りし、9時前に会場の鹿児島アリーナ入り。
種子島では少人数での稽古なので、大勢の道場生に囲まれると新鮮な気分。

合同での基本稽古の後、組手、型の各クラスに分かれて合同稽古。
僕は一般上級組手、娘も小学高学年組手クラス。
普段相手する事のない他道場の方達と組手をみっちりさせてもらい、いい汗かかせて頂きました。
娘は娘で知らない子達に交じって頑張っていた模様です。



昼過ぎに終了し、ぜんざいを頂いた後、いまだ腹ペコのお腹を抱えて鹿児島の繁華街に出て美味しいラーメンを食べました。
会場から乗ったタクシー運転手さんおすすめのラーメン屋さんでしたが、偶然にも7年前に父と義母と家族で鹿児島へ旅行した時に入ったラーメン屋さんでした。
店内は新しくなっていましたが、なんか懐かしく思いましたが、娘は全く記憶なし。
その後、Book Off、ミスド、と梯子し、夕食用の美味い寿司を仕入れ、3時50分発の最終高速船に乗るべく帰路につきました。

日帰り鹿児島は時間が無くて忙しくもったいない。

旬のお味

  • 2012.02.03 Friday
  • 19:36
 今、我が家でプチ人気のストーブで焼きイモ。  
 
 我が家の人気スイーツメニューです。

 自慢の自家製安納芋を、アルミホイルで包んで焼き芋にして食べます。

 アツアツは、もちろんうんまい❤

 冷えても、そのまんまスイートポテト風で、びっくりするほど甘くて美味しいのである。

 そして、翌朝は快調をあじわうのである。

 我が愛犬も大好きな安納芋。
 
 出来上がりを今か今かと、ドッグフードを食べずにイモの焼けるのをひたすら待つのです。

 

 

学習発表会本番

  • 2012.02.02 Thursday
  • 20:52
 今日は待ちに待った学習発表会でした。


自分の出番の「カシミヤ号」は、昨日書いたとうりセリフは間違えずに言うことができました。

全員で合唱・合奏もあり、かりこは木琴でした。1回だけ失敗したけど、あんまり目立たなかったようです。(よかった!)


先生方による、おやじバンド風の「カントリーロード」もよかったです。

緊張をしすぎたのかまた、毎年恒例のげろげろ病になりました。が、吐きはしなかったので、げろげろ病ではないですね。なので、ご心配なく!

っていうことで、成功した、学習発表会でした。

バイバ〜イ!^ー^)

学習発表会

  • 2012.02.01 Wednesday
  • 20:06


 こんにちはかりこです。

今回は明日(2月2日)にある学習発表会について、書きます。

かりこの学年は「カシミヤ号」についての劇をします。カシミヤ号とは、台風の為種子島にながれついたふねです。
かりこは、河内先生という、大事な役や村人などをします。セリフはばっちり覚えたから自身はあります!



話は変わりますが、この問題わかりますか?

1 草原の真ん中にライオンがいます。しかし、10メートルもある鎖でつながれています。さて、ライオンはどのくらいの草を食べるでしょうか。

2 ある、病院に父親とその息子がはこばれました。お医者さんが息子の方を見て「私の息子だ!」といいました。さてどういうことでしょうか。

あまり考えない方がいいですよ。
分ったらコメントに書いてね。



ではまたね!

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