今春は週末天気のはずれが多い種子島。
今朝も今にも泣きだしそうなどんよりとした曇り空。
今日は家でまったりとインドアな一日になりそうです。
種子島の北端、大隅海峡を望む喜鹿埼にある灯台がリニューアルされました。
灯台自体はそのままですが、周辺設備、駐車スペースや展望設備のリニューアル。
という事で、種子島に来て6年目、いまだに『喜鹿埼行った事が無い』という嫁を連れて、
新しくなった灯台を見がてら、先週末珍しく2人でドライブに出かけました。
久しぶりに訪れた喜鹿埼灯台。
新しくなった展望台からは、眼下に大隅海峡、海を挟んだその先には、
九州最南端、佐多岬から大隅半島が横たわります。
ここが本土だったなら、週末ともなればドライブ客で賑わいそうな絶景ポイントですが、
この日も僕達のみ。コブちゃんも放し飼い。
大阪にいた頃なら、たまの旅行やツーリングで訪れるこんな景色を前にして、
『うわ〜っ』と声を上げて深呼吸、時間を忘れてしばらく遠くを眺めたりしたものですが、
種子島に来て6年目、僕も嫁も『ふ〜ん・・・』てなもんですわ。
しばし景色を堪能?後、せっかくなので普段あまり訪れることのない北部をドライブ。
亜熱帯の島ならではの巨大なシダ『へご』の原生林。
本土では見ることのない樹勢です。
傘になりそうな大きな『くわづ芋』の葉。
砂浜に立ち寄って、旬の味覚を採取。
砂浜にはえる『はまセリ』
と『はまボウフウ』
どちらも新芽を摘み取って、てんぷらにしていただきます。
『はまボウフウ』はふんわりとした食感とほのかな香りで、
『はまセリ』は『はまボウフウ』に比べるとカリッとした食感と強い香り。
どちらもビールに最高に会いますよ。
海でサーフィンに興じる人たちを尻目に、夫婦で一心不乱に夕食の採取。
最初ははえている草がすべて同じにしか見えないのですが、
一度見え出すと、『ここにも、あそこにも!』となり、形のいいのが取れたりすると嬉しくなり、
時間を忘れて夢中になって、夫婦でスーパーのビニール袋いっぱい採りました。
その日の夕食は、種子島づくし。
さっき採った、はまボウフウにはまセリ、にがたけに安納芋の天ぷら。
サラダの野菜も全て種子島産。
地元で採れた野菜と自分達で採ってきた野菜。
美味しくないわけないですよね(笑)
ビールと一緒にぺろりと頂きました。
今春大阪から沖縄、宮古島へ移住したISSAさん一家から、
近況報告のお便りと畑で採れたゴーヤの贈り物が届きました。
こちらではまだお目にかかれないゴーヤですが、さすが宮古島、
季節はもう一歩先に進んでいるようです。
今年初のゴーヤ、一足早い夏の風味、こちらも美味しくぺろりと頂きました。
ISSAさん、ありがとう!