空はどんより、西風ビュ〜ビュ〜、嫌〜な天気の種子島。
外は肌寒く、日曜日だというのにバイクにも乗れず、なんだかいまいちな週末。
こんな日は外での遊びはすっきり諦めてインドアに専念。
昔取った杵柄(という程の腕ではないが)で、ギターを引っ張り出し、部屋でポロリポロリと爪弾くのが心地よかったり。
先日、大阪へ帰った際に立ち寄ったCDショップ(HMV)で、ふと購入したQuiet Corner(心を鎮める音楽集、叙情と詩情に満ちた素晴らしき作品たちとの出会い)というディスクガイドが非常にツボにはまっている今日この頃。
HMVが発行しているフリーペーパーを一冊の本にまとめたものらしいが、これがまあ今の自分の琴線に触れる音を、がっちり紹介してくれている。
既知のアーティストやすでに所有している作品も多少含まれているが、その殆どが未聞の知らないアーティスト達。
早速その中で紹介されている作品を数枚購入。
ポチッと押したら数日後には郵便受けに届く、便利な世の中になったもんだ。
カルロス・アギーレ、ラドカ・トネフ、バシュティ・バニヤン、シモン・ダルメ等々、どの作品も素晴らしい。
こんな日に部屋で聞くには最高の作品たち。
じっと部屋でぬくぬくとしていたいところだが、どうしてもこなさなくてはならない作業が一つ。
こんな日にバイクいじりなんぞしたくもないのだが、我が通勤快速、アドレスV100の修理。
所有バイクの数にも入れて貰えない可哀そうなバイクですが、日常生活では一番役に立ち活躍しているアドレス。
あちこち錆びもガタもきてますが、毎日足代わりに使用しているので、殆どノーメンテの乗りっぱなし。
フロントブレーキのマスターからのフルード漏れが、あまりにも酷くなったのでマスターを交換。
部品は以前から用意していたのだが、面倒くさくて放ったらかし。
しかしどうしても今日交換しなければならない理由がでてきた。
一昨日、職場でこいつのサイドスタンドのステーを溶接修理した際、リヤブレーキワイヤーがレバーの根元で焼損。
ボディにアースをとったのだが、電気がどこをどう流れたのか、ワイヤーの被膜が抵抗になったようで、気付いたらライトカウルから煙が立ち込め、ケーブルはまっ黒焦げ。
リヤブレーキは使用不能に。
これまで、握る度に液漏れするフロントは補助程度にしか使用せず、リヤブレーキをメインに使っていたのが、リヤが使えなくなり、フロントがこのままではあまりにも心もとなく、このクソ寒いのに気合を入れて修理に励む。
かれこれ1年近く漏れっぱなしで、フルードを足しながらの使用でしたが、10日に一回程度リザーブタンクに補充しなくてはならず、漏れたフルードで車体も汚れ痛むので、ようやく中国製新品マスターをY!で購入。
レバーも付いて2500円は安い。
耐久性は知らんが、握る度にフルードの漏れるマスターよりは100倍まし。
リザーブの蓋には英語表記でDOT4を使えと書いてあるが、その下に漢字でDOT3と書いてあり意味不明。
ライン内のフルードを抜きかえるのも面倒くさいので、普通のDOT3のブレーキフルードを使用。
まあ問題ないはず。
ついでに、ベルトケース内にあるキックペタルのワンウェイクラッチのグリスアップも敢行。
キックを踏み込みエンジンがかかる度に、ギャギャギャッ!!と何とも不快な音を発し、キックペタルのすべりまで発症してきた。
そろそろ見てやらないと、エンジン始動不能に陥る。
ドライブプーリーのフィンに固定されたワンウェイユニット(という程のものでもないが)
キックペダルの三日月ギヤと噛み合うピニオン。
その底面のワンウェイ歯が、スプリングのテンションでプーリー側の歯と噛み合うだけのシンプルな構造。
開けてみると、内部は油切れでガビガビ。
清掃してグリスアップし組み直す。
先日の公売オークションで、1280円にて落札したショックドライバーが、早速役に立ちました。
仕事場用に1セット持ってますが、家にもあったら便利ですもんね。