台風一過
- 2016.09.20 Tuesday
- 20:17
台風16号の通過と共に、昨日までのねっとりとした熱帯の空気が、からりとした爽やかな秋の空気と入れ替わり、これでようやく夏ともおさらばか?
とにかく夏が長いのだ。
本土の感覚からいえば、5月頃から夏が始まり、やっと秋が来た感じ。
今年の夏は幸い体調を崩す事もなく、元気に乗り切る事ができたのだが、やはり体力的には非常にきつかった。
海に囲まれた種子島は、最高気温はそれ程高くはならないのだが、数値に表しにくいこちらの湿度の高さだけは経験しないと判らない。
このねっとりとした不快感は、年齢を重ねると共に増大し、未だに慣れることもなく、好きにもなれない。
種子島の夏が好きになれず、島を離れるという人もいるほどだ。
昨晩は台風が近づくにつれ、急激に風が強くなり、夜中には台風特有の唸るような強風が、周囲の樹木と家を揺らす。
軒下に置いたままだった資源ゴミのゴミ箱が吹き飛ばされ、中の空き缶やペットボトルがカラカラ、ゴロゴロとそこらを転がる音が聞こえたが、布団から起き上がるのが面倒で放っておいた。
朝になって家の周囲を確認してみると、郵便受けやゴミ箱はひっくり返り、嫁さんの放置農場は壊滅的。
あちこち枯れ枝や葉っぱなどが散乱しているが、それ以外には特に被害もなく一安心。
しかし昨夜は風の唸りや、ザ〜ザ〜と風に揺さぶられる木々の音、そして家のきしみ、外で吹き飛ばされるなんやかんやの物音で、さっぱり熟睡できず。
今夜は虫の音と共に熟睡させて頂きます。