原城址へ、天草〜島原ツーリングpt

 

日本各地の人文科学、歴史、風土など司馬遼太郎さんが現地を旅して描く『街道を行く』

言わずと知れた、司馬さんが約20年をかけて書き下ろした全43巻からなるシリーズ。

僕にとっての旅のバイブルで、こちらも古本屋へ行ってはチマチマ買い足しながらほぼ全巻揃えている。

どれも面白いのだが、その中でも特に印象に残っている一冊が17巻『島原半島、天草の諸島』

生まれ育ちが関西の人間にとって、天草、島原といえば思い浮かぶのは(天草四郎と島原の乱)であり、この一冊の中でも島原の乱に関連する話に結構ページが割かれている。

読んだのはずいぶん以前の事ながら、その時の衝撃は今でも鮮明で、読みながら心臓の鼓動が速くなり怒りで冷や汗が出てきたのを覚えている。

普段は穏やかな語り口の司馬さんも、この巻では書き出しからいきなり当時の島原領主であった、松倉重正、勝家親子を日本史の中での忌むべき存在として吐き捨てている。

今回の旅では日程の関係で、島原半島まで行く時間的余裕があるのか土地勘のない自分には当日までわからなかった。

しかしもし可能ならば、是非とも島原の乱で3万とも3万7千ともいわれる農民一揆軍が籠城した原城跡を訪れたかった。

島原の乱として有名な農民一揆は、日本史の中でも非常に特殊な出来事であった。

天草と島原の民衆が、十字架の旗と 天草四郎を大将として、相 呼応しながら各地で反乱を起こし、最終的には原城に籠城した一揆軍と20万の幕府軍が3か月にわたり戦った。

乱の最後には内通者であった絵師一人を残し、城の内部にいたものは女子供を含めて一人残らず全員虐殺されるという、日本の歴史上では他に類のない惨たらしい結末をむかえる。

3万人以上が立て籠もった一揆軍のうち、その半数以上は女子供であり、残りの男の中でも実際に戦闘能力があったのはどの程度だったのだろうか。

乱の後、幕府は一揆軍が立て籠もった原城を徹底的に破壊し、打ち捨てられた3万を超える遺体は、崩された石垣などの構造物と共にその場に埋められた。

よく言われる、島原の乱=キリシタン一揆というのは幕府の都合の良い様に流布されたものであり、実際には宗教的な乱ではなく、目に余る圧政に苦しんだ農民達の反乱である。

時代が違うとはいえ、平和な現代に生きる自分としては、権力というものが力のない民に対して、ここまで横暴になれるものなのかと、なんともやるせない気分にさせる史実である。

 

旅に出ると朝早く目が覚めるのは、ワクワクしているから仕方がない。

朝食の時間まで少し時間があるので、旅館の周りを散歩してみる。

昨日までのジメッとした種子島とは違って、牛深の朝はひんやりと肌寒くすっかり秋の空気。

出来れば島原まで行ってみたいので、さっさと朝食を済ませ北へ向けて出発。

島原行のフェリーが発着する鬼池港までは、地元の人に聞いたところ1時間半くらいで行けるらしい。

走り出すと真っ青な空と澄んだ空気が気持ちよく、車も少なくて走りやすい。

天草下島は面積が大きい割には平地が少なく山深いので、海沿いを走っていないとここが島であることを感じないほど。

上島と下島が接する海峡がある島の中心の本渡を超えて、鬼池港には午前9時過ぎに到着。

港からは海を挟んで島原半島と雲仙普賢岳が見える。

この時間なら島原へ渡っても充分時間に余裕がありそうなので、迷わず船に乗り込む。

こちらの島鉄フェリーも海上所要時間は30分にて、島原半島南部、南島原の口之津へ到着。

時間に余裕があれば島原半島をぐるっと回り、雲仙見物や温泉に入ってゆっくりしたいところだが、今回は原城だけに的を絞っての短い島原半島滞在。

口之津から原城ま海沿いの国道をのんびり走って15分程度。

しかしこの日は天気が最高に良かった。このツーリングの日以来、秋晴れの空は見ていない。

いったいどうなってるのかねこの秋の種子島の天気は。

岬の先端が原城址。

国道から右に折れて細い田舎道をしばらく行くとその先に現れる看板。

この看板のある辺りは二の丸と三の丸の辺りになるそうで、周囲には畑が広がるのどかな風景。

三の丸から本丸方向を望む。

原城は90年代後半から大掛かりな発掘調査が行われ、本来すべて取り除かれたと考えられていた当時の本丸の石垣や楼門の礎石、瓦など多くのものと、沢山の人骨が地中から発掘されました。

瓦があるという事は、乱の当時にそれまでは無かったとされていた構造物があったという証拠となり、これまでの史実が書き換えられる大きな発見となったそうです。

それは当時の幕府の破壊の仕方が、どれほど徹底的になされたかを知るうえでも貴重な資料となります。

歴史上の人物の好悪を語る際、自分の性格なのか、どうしても負けた側にシンパシーを感じてしまうのだ。

明智光秀、石田三成しかり真田幸村、西郷隆盛しかりである。

織田信長も秀吉も家康にも全く人間的魅力を感じない自分。

であるので、天草四郎時貞という人物には非常に興味を惹かれる。

歴史的な資料は残っていないので、どんな人物であったのかは殆ど謎というところが、またミステリアスで良い。

本丸に立つ天草四郎の像と墓石、そして十字架。

余りにも悲惨な歴史の為か、整備はされていても観光地化されてなく、人も少なくひっそりとした原城址はとても美しく、キラキラ輝く有明の海と壮大な風景に、370年前に起こった惨たらしい歴史を知らなければ、とても気持ちの良い場所である。

そうであるだけに、余計に凄惨な気もする。島原の乱に参加した人数は、当時の南島原各集落の住民ほぼ全員であり、中には強制的に参加させられた人達もいるらしい。

乱の後に当地ははほぼ無人の状態になった程で、後に島原にキリシタンが残らなかった事実からみても、徹底的に根絶やしにされたいかに凄まじい反乱であったかがうかがえる。

乱の最中には、城に籠った一揆方が夜に皆で賛美歌を歌う歌声が、はるか遠くまで聞こえたそうです。

たった数キロ四方の一角に、3万を超える無念無縁仏が未だに眠る場所は、日本中どこを探してもここ原城以外にはあるまい。

天草の民衆が籠った天草丸から本丸を望む。

春には桜が沢山咲いて、それはそれは綺麗だそうです。

新年にはハリウッドの巨匠、マーティン・スコセッシが、遠藤周作原作のキリシタン弾圧を描いた『沈黙』が、全世界でロードショーされます。

 

 

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秋の天草〜島原ツーリング

 

いったい秋はどこへやら?

そんな種子島を抜け出して、秋を感じにスポーツスターと共にツーリングに出掛けてきました。

行先は一度訪れてみたかった、天草〜島原に決定。

今回も例に漏れず、ツーリング計画は直前に数日前の決定。

旅のお供はこれまたいつものごとく、司馬遼太郎『街道を行く』17巻、島原半島、天草諸島のみち

 

島に住む身であるので、まず島から出るのが大変。

人間のみなら高速船でひょいと出かけられるのだが、バイクと共に島を出るとなるとちょいと面倒。

フェリーは2便、11時発のはいびすかすor午後2時発のプリンセスわかさ。

所要時間は両船共に3時間半。はいびすかすは鹿児島2時半着、わかさは5時半。

少しでも早く着きたいので、必然的にはいびすかすを選ぶ事になる。

フェリー代がまたバカ高くてはいびすかすだと往復2万円で足が出る。

なので物理的にも経済的にも気軽に出かけられない。

 

出発当日の種子島は生憎の雨。

出発早々の雨にくさりながらカッパに身を包んで港へ向かう。

人間も濡れるのは嫌だが、バイクを濡らすのも嫌なものだ。

11時定時に出港し、船内で嫁さんが作ってくれたおにぎりを頬張りながら、これからのルートを確認したり、寝転んで『街道を行く』を読み直したりしながら船旅を楽しむ。

旅情を味わうにはゆっくりと進むフェリーが最高。

薩摩半島が近づき開聞岳が目前に見える頃には雨も止んだ。

予定通り、3時前には鹿児島に下船。

はいびすかすの到着する港は、鹿児島市の中心部から車で30分ほど南へ下がった七つ島港。

殺風景な港湾地帯ではあるが、九州道の入り口が近く市街地の混雑を避けられるので便利。

本当は下道をのんびりと走りたいのだけれど、もうすでに午後三時。

まだ雲行きが怪しいので、念のためにカッパを着こんで走り出す。

限られた時間で距離を稼ぐ為に南九州道に乗り、進路を北西にとって東シナ海側へ出て、日本で唯一稼働中の原発で有名になった薩摩川内市まで走る。

種子島へ来て以来走る事の無い高速道路は、車はビュンビュン飛ばすし景色も単調で退屈な事この上なし。

薩摩川内に到着する頃には空もすっかり晴れ渡り、一気に季節が秋に。

その先は下道にて、いちき串木野〜阿久根〜長島町へとたんたんと走る。

高速を降りてすぐのコンビニで小休止&カッパを脱いで身軽に。

阿久根市街を抜け、しばらく走ると左側に海が開けて、だんだんと傾きつつある太陽とキラキラ光る海が眩しい。

種子島で見慣れた夕日とはまた違う旅先での夕日もまた美しい。

 

黒の瀬戸大橋を渡り九州本土から離れ長島へ。

あちらが阿久根市こちらが長島町。

地理的には天草とも近い長島ですが、歴史、文化的に見てもこちらは薩摩。

所は変われどまだ種子島と同じ空気感を感じます。

海の向こう側に見える天草諸島。穏やかな海と美しい島々にしばし見とれる。

午後5時半、天草行きのフェリーが発着する長島北端の蔵之元港へ無事到着。

鹿児島市内から高速を使いつつ約2時間半。

夕暮れ時の小さな港は『あ〜旅に出てる』と実感の湧く、すこし寂しげなたたずまい。

天草、牛深港まで所要時間30分。

フェリーは1時間20分間隔で運行。

18時発のフェリーに間に合わせるため、知らない道を頑張って走ってきた。

この便を逃すと、次は19時20分の最終便。

連休とあって船は行楽客らしい人達で結構混んでいる。

30分の船旅なので、遊覧船気分でデッキに立って夕日と風景を楽しんでいると、あっという間に牛深港に着いてしまう。

この日の夕日はここ最近見た中で一番の美しさ。

薄青色の空に島々のシルエット、海面と雲がオレンジに輝き、それがだんだんと薄闇に溶け込んでいく様は、ずっと見ていても飽きない自然美。

天草、牛深には定時に到着。港からすぐの宿にチェックインし、バイクで15分程離れた温泉でひと風呂浴びて、地元の居酒屋で地元の魚と酒を頂く。

まったくもって幸せな時間で御座いました。

続きはまたね。

 

 

 

 

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あ〜あ・・・

 

一通りの作業は終了したSG。

 

 

しかし、事ここに至って問題発生。

エンジンは問題なくかかるのだが、アクセルをあおってもチャージランプが消えない。

まさかと思いチャージを測ると、案の定チャージしていない。

 

レギュレーターの配線を間違えたかな〜。

写真も撮って、図面にも写したので間違えていないと思うのだが・・・

 

後は配線図を手に入れて、配線一本づつ睨めっこするしかないか。

早く走りたいのだが、つまらんトラブルでやる気テンションがた落ちに加え、連日の暑さでバイクに触れる気がおきない。

 

すんなり事は運びませんな。

 

 

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公道デビュ〜間近?

 

 

明日は月に一度の土曜日休にて、鹿児島へ1泊にて娘の顔みがてらにお出かけ。

映画を見て、美味いもん食って、温泉につかって、ちょいと羽を伸ばしてきます。

 

今週は夜にガレージにこもってSG作業の続きに励む。

 

あれこれ細々した部品を取り付け、とりあえずここまで持って来ました。

 

スイングアームやチェーンケース、などは、ばらしついでに再塗装。

リアタイヤとブレーキシューは交換。

Fブレーキワイヤー、クラッチワイヤーも交換。

 

 

フレームが綺麗になると、全体的にシャキッと締まります。

 

あともう一息だね!

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SGフレーム交換、pt.


やっと梅雨らしくなってきた種子島。
一年で一番不快な季節がまたやって参りました。
先週中頃には、毎年恒例の白アリが大発生。
例年にも増して今年は凄かった。
現在の家の環境のせいなのか?

今日も朝から雨模様。
野外活動はNGにて、SGの続きに励むことにする。

出足にいきなりステムナットが外れない。
SGは六角ナットではなく、フックレンチで外すタイプ。
フックレンチでは歯が立たす、切り欠き部が変形・・・
バカ棒とハンマーにてカチこんで、やっと回ってくれました。



トップブリッジ、ハンドル、ライトステー、ライト、メインハーネス、スロットル&Fブレーキ&クラッチワイヤーは一式ワンセットで取り外す。
何故かって?
余計な手間と時間をかけない為。



SGのハーネスの接続方式は、この年式としては当然ながら各配線がギボシでの接続。
左右ハンドルスイッチ、メインスイッチ、ライト&ウィンカーの配線が、ライトケース内でメインハーネスと接続されている。
配線の数はそれ程多く無いといえども、最近のバイクの様に各配線がコネクターでプチッと繋がる訳ではなく、いちいちマーキングするのも面倒なので。

ステムシャフトベアリングは、ボールベアリング。
おそらく工場出荷以来半世紀50年。
一度もグリスアップされたことは無かったのでしょう。
グリスは遠くの昔に干からびてカッサカサ。



ベアリングをしっかりグリスアップし、ステム&フォークを書類付き塗装済フレームに取り付けました。
フレームの輝きが眩しすぎる!



そうこうしていると、突然こんな奴が出現しビビる。



15cm級のでかい奴。
こんなのに噛まれると最悪だ。
昔からムカデが大っ嫌いなので、大阪にいた頃なら大声をあげて慌てふためく場面だが、
種子島に来て以来、頻発するムカデに今ではすっかり慣れたもの(慣れたくないのだが)



一心不乱に夢中で作業していると、時間があっという間に過ぎていく。
ガレージに常備している工具は使い慣れた仕事用の工具では無く、工具の配置もバラバラで効率が悪い。
ガレージ用に工具セットでも欲しいところだが、この程度の作業には不自由しないくらいには揃っている(全てホームセンターで手に入れた安価なドラゴンツールだが)ので、勿体ない気もするし。

新旧フレームの汚さ&綺麗さ具合が分かるショットです。



エンジンは車体を横倒しにして積み込む。(夢中で作業してたら写真撮るの忘れた)
250cc単気筒なので、一人で換装可能。



トップブリッジ、ライト&ハンドル周り、メインハーネス、スイングアーム周辺を取り付け。



朝10時から途中昼食休憩を挟んで5時半まで一気に作業。
ばらしたままだとパーツが場所をとって車を入れられないしね。



綺麗に片づけて本日の作業は終了。
シャワーの後のビールが最高です!!




 
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フレーム交換着手。



梅雨入りした?と思ったら晴れ。

記録的な多雨だった昨年に比べれば、比較的雨の少ない種子島。
今日はピーカンに晴れて、一足お先に夏気分。

フロントウィンカーを新品のリプロ品に交換し、何時でも動ける状態となったSG。



敷地内試運転では各部作動に問題なくエンジンも非常に快調。
後はナンバー取得すれば、公道デビュ〜、
しかしこのフレームには書類がないので、ナンバー取得不可能・・・

いつまでもこのままの状態で置いていてもラチがあかないので、
やる気のあるうちに、書類付きフレームへの交換に着手する。
面倒くさい事は、サッサと済ませてしまいましょう。

塗装完了した書類付きフレーム。



仕事でお世話になっている板金屋さんが、無償で塗装して下さいました。
感謝!!

日が長くなったので、仕事後に作業。



いろいろ手を入れたい箇所はあるのだが、ばらしたままでは場所をとり邪魔なので、
要所の塗装、清掃、グリスアップを済ませたら、サッサと組み上げる予定。

本日はこれまで。

 
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SGゴソゴソ


2日連続のバイクねたで。

もう一台のバイク、カワサキメグロSG。
こちらも暇を見つけてはゴソゴソいじっております。

書類付きフレームにはまだ手を付けていませんが、SGというバイクの全体像がつかめるまで、もうしばらくこのままの状態で調子を見て、最後一気にフレーム交換へ進む予定。

メグロのバイクの中では、ずば抜けて珠数の多いSGなので、Y!で出品されている部品も多く、中には自分のSGよりもはるかに状態の良い個体が、部品取りとしてバラされ出品されているのを見ると、なんだか複雑な気分。
部品の値段もそれほど高くはならないので、それこそ少しお金をかければ、綺麗なSGがまるまる一台組めそうだ。
ピカピカにレストアも良いかもしれないが、譲り受けたSGは、これまでの歳月を感じさせる汚れと錆びが、それはそれで良い雰囲気で格好良く思う。
なので、耐久性や安全に問題ある部品以外は、錆びていようが汚れていようが、そのまま使用する予定。



内部のパーツが巣を食ってダメだったヒューエルコックは中古品を5500円にてゲット。
新品のリプロ品が6500円なので微妙な値段だった。
後で考えると新品買った方が良かったと思うのだが、そこがオークションの宿命で、まあ仕方ない。

CRCとウェスと金たわしで磨いているだけだが、機械というのは手をかけてやればやるほど、何となく見た目がシャキッとしてくる。



エンジンはキック数発で始動し、アイドリングも安定、吹け上りも良くすこぶる快調。
再メッキやバフ掛けは、今のところ予定なし。

メーターゴムが劣化し湧いて、ねり消し(知ってる?)みたいになっているので、これはリプロ品に交換。



こういった小さな部品でも、リプロ部品がリリースされているのは本当に心強いです。



フロントのウィンカーを純正品に戻すため、目下Y!にて物色中。
運が良ければ今週中に手に入るかも?
 
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タイヤ&オイル交換


久しぶりのバイクねたで。

スポーツスターは、だいたい週末天気が良ければ走りに行ったり、平日でも天気の良い日などは通勤に使用したり、相変わらず飽きずに結構乗っています。

先日(とは言っても先々月)フロントタイヤがすり減ったので交換しました。
新品タイヤは高いので、いつもの様にY!で中古タイヤを物色。
元々装着されていたのは、ハーレー純正ダンロップでしたが、同じようなパターンのミシュランの新車外し品と思われるタイヤを2500円で落札。



朝一にガレージでホイールを外し、それを会社に持ち込んでタイヤ交換に励む。



トラックのタイヤに比べれば、この手のバイクのタイヤ交換は楽なものだ。



もう一つの懸案事項がオイル漏れ。
一月前くらいから、スポの駐車位置の下にオイルの垂れを発見。
最初は気にせず垂れたオイルをウェスで拭いていたのだが、日に日に漏れる量が多くなってきた。
このまま放っておく訳にもいかないのでチェックして見ると、オイルドレーンホースのプラグから滴っている様子。
しかしドレーンプラグ自体から漏れているのではなく、ホースを伝って上の方から漏れている感じがする。
そこでもっとよく目を凝らして観察すると、オイルタンクの下あたりからホースを伝い漏れている様子。



タンク自体が割れている感じではないので、ホースの当たり面が切れているのか??
取り合えず外してよく見ないとわからないので、ホースを外すことにする。

かしめてあるホースバンドを破断。



外車によく使われる、この手の再使用不可のホースバンド、取り外しが面倒なので好きじゃない。

外してみると、バンドの下のパイプ差込口がくる辺りに経年劣化によるひび割れを発見。
ここからジワリジワリとオイルが染み出て、ホースを伝い垂れていたという訳。



S字型に折れ曲がる形状のドレーンホース。
合いそうなホースを会社から持ってきたのだが、サイズ、形状共にNG。

ハーレーディーラーに注文しようかと考えたが、部品が来るまでオイルを入れる事ができず、当然エンジンをかけることも、乗る事も出来ないので、これは最終手段とする。
そこでダメもとで亀裂ヵ所のすぐ下で切って長さを見てみると、何とか同じように装着できそうなので、結局2センチほど短くなったホースをそのまま差し込んで、しばらく使用する事にしました。



車の修理ではよくやる手法ですがね。

丁度オイル交換時期でもあったので、オイルを抜いたついでに交換する。
純正オイルをネットで購入するのも面倒くさいな〜と思っていたところ、近所の島で唯一のホームセンターで、バルボリンの20W-50がリッター1000円で売っているのを発見し、それを渡りに船で購入。
費用的にも納得、手間も省けて満足です。



2本ぶち込んで、ついでにおまじないのIXLもぶち込み、オイル漏れも解消&快調に走っております。
 
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種子島バイカーズ


種子島で平日見かけるバイクといえば、カブかスクーターとたまに通勤使用のバイク程度。

だけどこの小さな種子島にもバイク趣味人は何人かいるもので、休日走っていると見かけたりすれ違ったり。
走る道は皆ほぼ同じなので、相手も気付いてお互い何となく知っている。

その内の誰かと知り合いになれば『あのバイクは〜ので、あれは誰々』ってな感じで、知り合いの輪が広がっていく。
ショップやネットつながりではなく、純粋に人づてに広がる大人の輪なので、変にしらじらしい所もなく良い感じ。

一昔前、ネット繋がりで同車種に乗る趣味人の集まりに参加し、知り合いが増えたりしたものだが、結局のところ、簡単に繋がった関係は簡単に離れてしまい、薄っぺらいだけであとに何も残らないものでしかなかった。

近すぎず遠すぎず、大人の関係を維持した関係で、趣味を楽しめれば一番ですな。

先日いつも通り『天気良いから走りに行く?』というゆる〜いノリで走ってきました。
走るコースは、島なので大体いつも一緒(笑)

今回は4台で走る。



HさんのトラT140リジッドチョッパー
かなりカリッカリ仕様だが、都会へ持っていっても目立ちそう。
この日は小学生の娘さんとタンデム、怖がりも寒がりもせず大したものだ。



これとは別にハーレーのアイアンショベル(これもリジッドチョッパー)も所有するかなりの趣味人。

Tさんの07XL1200



エイプハンガー、ピーナッツタンク、フェンダーカット、プレートサイドマウント等、一通り自分好みにカスタムされている。

Sさんの13XL883L



自分のスポとはエンジンがインジェクションという違い以外、基本的な車体構成は変わりませんが、大きな違いは足周り。
ストック状態で前後ホイールサイズ、リム幅、タイヤがラジアルの扁平タイヤに変更されているので、車体が低い。

この日は午後から3時間ほど島南部を走りました。
まだまだ他にも島のバイク好きの方がおられるようですので、追い追い紹介できればと思います。
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火を操る


道具を使い火を自由に操るという事。
その二つの行為が人類の進化を早め、なおかつ決定的に変化させた。とナショジオ(ナショナル ジオグラフィックね。定期購読し10年以上)で読んだ。
普段何気なく行っている行為ではあるが、他の動物には真似のできない凄い事だ。

なんて、えらく賢まって書いてみたが、何の事はない昨日ガスコンロを壊してしまった。(別に夫婦喧嘩とかではないよ)
なかなかコンロなど壊れるものではないが、ここには書けない様な馬鹿な理由で壊してしまった。
昨日の午後の殆どは、この後始末に費やしてしまった。
一応修理をし、使える状態にはなったけれど、火を扱う器具なので大事を取って廃棄する事にした。

昨夜外に放り出したコンロが、朝になって雨に打たれているのを見ると、なんとなく申し訳ない気持ちになる。
種子島へ来て以来、7年間毎日家族の為に頑張って火を起こしてくれたコンロである。
ありがとうと感謝の気持ちを込めて分解した(なんのこっちゃ)

  

何をたいそうなと思うでしょうが、ばらして見ることでその機械の構造、仕組みも理解でき、新しい発見も多い。
普段当たり前に使っているガスコンロでも、案外中身がどうなっているかは知らないものだ。
たかがガスコンロと侮るなかれ、分解してみてハイテクと驚きの連続。
コントロールユニット、ガバナ、イグナイタ、サーミスタetc、構造は違えど自動車との共通点も多々見られる。
バーナーの構造などは真鍮製のニードルやジェットなど、まったく用途、形状は違えどキャブをほうふつさせる。
これだけ複雑な構造の機器を2万円程度で買えるなんて凄いことだ。
そしてもう一つ驚いたのが、修理要領書。



メンテナンス業者向けに小さく折りたたんでパッキングされ、本体内部に張り付けてあった。
一般ユーザーには全く関係ない物であるが、トラブルの際のフローチャートや配線図まで事細かに書いてある。
こんなところに作り手の良心が垣間見えて、機械修理に従事する者として心打たれる。
この丁寧さが、モノづくり日本の本質ではないかと強く感じた次第。
次買う時もこのメーカーにしようと思った瞬間だった。

ねじ、スプリング、配線、真鍮部品等もたくさん収穫。
またどこかで活躍するでしょう。



ただの貧乏性か・・・

閉話休題

SGタンクの続き。
2度にわたる錆取りの末、タンクを水洗いし、内部をよく乾燥させて、いよいよ内部コーティング。



使うのはお馴染、POR15のタンクシーラー from USA
大阪にいる時に知人から貰ったもの。
粘性の高い塗料で内部をコーティング、鉄板を酸素からシャットアウトし腐食から守ります。
今回でこのタンクシーラーを使うのは3台目(1台目、以前乗っていたスポーツスター、2台目モンキー)
ですがまだまだ容量に余裕がありそう。
とりあえず全量ぶち込んで、タンクを上下左右に回転させ塗料を内壁に塗るというか流し込みます。
余った分は下から抜いて再利用可能。
一度硬化すると剥離は難しいので、コックやホース接続部などマスキングは慎重に。



タンクキャップには通常の筆塗り。



こんな感じに綺麗になりました。

ついでに昨日塗れなかったスポーツスターのタンクも塗る。



とりあえず今日は真ん中のシルバー部を塗装。

SGのフレームも塗装すべく清掃。
錆びも少なく思ったより綺麗ですね。



雑誌を見れば、〜コートだの粉体塗装だの興味深いフレーム塗装法が掲載されていて、耐溶剤性や強度などが宣伝され、仕上がりもそれはそれは美しいのですが、お値段も目玉が飛び出るほどのビックリ価格。
とても私どもに手の出せるモノではない。
知り合いの板金屋に頼もうかとも思ったのだが、やっぱり自分で塗るかな。




 
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